平成22年度 フレンテまつり
6月23日～29日は国が主唱する「男女共同参画週間」です。フレンテみえではこの「男女共同参画週間」のある6月を「男女共同参画強調月間ff（フォルティッシモ）」と定め、さまざまなイベントを行っています。
その一つとして、6月4日（金）と5日（土）の2日間にわたり「フレンテまつり」を開催しました。「フレンテまつり」は、フレンテみえの登録団体の交流とネットワークづくり、日頃の活動発表の場として毎年この時期に開催しています。
今年度は、10以上の新規参加団体を含む48団体で構成された実行委員会が準備を進めてきました。平成22年度担当団体の「日本ＦＰ協会 三重支部」と「スペシャルオリンピックス日本・三重ファミリー委員会津」が中心となり新しい発想で「フレンテまつり」を盛り上げようと議論を重ねました。
当日は舞台発表、各団体の活動展示、広場でのダンスやフリーマーケット、ワークショップなどさまざまな催しが行われました。新しい試みとして、男女共同参画を身近に考えてもらおうとフレンテみえ企画・運営サポーター作成のパネル「男女共同参画ってなに？」を展示し、解説などを行ないました。幅広い年代の方にお越しいただき、賑やかな催しになりました。
2日目の5日（土）には香山リカさんをお迎えし「自分らしく生きるための処方箋」をテーマにご講演いただきました。（講演会の一部を情報誌Frenteで報告しています！）
晴天に恵まれ、多くのお客様にお越しいただき活気あふれる2日間となりました。今年は例年にも増して親子連れが多く、参加されたお客様からは、「みんなの知恵と活動が結集してとてもよかった」「普段知ることのない団体の活動を知ることができよかった」との声をいただきました。
各プログラムの一部をご紹介します。
活動展示
フレンテみえエントランスを中心に各団体が活動展示を行いました。日々の活動報告や、これまでの活動の紹介、これからの取組などそれぞれに工夫をこらした内容で展示されました。
舞台発表
4日（金）には、多目的ホールにて「フラダンス」「笑いヨガ」「気功」「太極拳武術」の舞台発表が行われました。観ているお客様も一緒に参加し、会場が一体となって踊りを楽しむ姿が見られました。
5日（土）には、知識の広場で、「日本ボリビア人協会」と「津々うらら」による踊りが披露されました。2団体による共演も実現しました。
ワークショップ
生活工房やセミナー室では体験や講習会が行われました。
「料理教室」「男性喫茶」「手洗い講習会」「朗読」、三重の女性史にみる『男は仕事、女は家庭のルーツを探る』ワークショップもありました。また、「森林フィールドワーク」など新規団体からのワークショップも開催され、たくさんの方が楽しみ、また学べる場となりました。
フリーマーケット
衣類や雑貨用品、木工品、子ども服、食品、野菜、花の苗などさまざまな品物が並びました。また、コーヒーとお菓子のおしゃべり喫茶コーナーがあり、一息つきながら団体同士の交流の場となっていました。子どもが運営するゲームコーナーもあり、さまざまな世代の方が企画者として関わっていただきました。
反省会の様子
実行委員会で反省会を行いました。今回初参加の団体からの感想や反省点、今後の改善点などを話し合いました。来場者の方に、より楽しんで男女共同参画について知っていただけるように平成23年度フレンテまつりに向けて企画をはじめています。来年のフレンテまつりにご期待ください。
