フレンテまつり

開催日
2011年6月3日(金曜日)、4日(土曜日)
開催場所
三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」

フレンテまつり

 6月23日~29日は国が提唱する「男女共同参画週間」です。フレンテみえではこの「男女共同参画週間」を含む6月を「男女共同参画強調月間ff(フォルティッシモ)」と定め、さまざまなイベントを行っています。
 6月3日(金)と4日(土)の2日間にわたり「フレンテまつり」を開催しました。「フレンテまつり」は、フレンテみえの登録団体の交流とネットワークづくり、日頃の活動発表の場として毎年この時期に開催しています。

実行委員会の様子
 今年のフレンテまつりは43団体の参加団体で構成する、フレンテまつり実行委員会で企画をしました。
 実行委員会では、男女共同参画を多くの人に知ってもらうための発信方法として、『男女共同参画メッセージ展』『男女共同参画の“おもい”発表』を企画しました。
登録団体メッセージの写真

『男女共同参画メッセージ展』では「もっと政策決定の場に女性を」「お互いを認め合うことから始めよう」「子育てをしながらも、もっと女性が働きやすい仕事場になるような環境を作ろう」など男女共同参画社会実現に向けてそれぞれの団体からのメッセージを展示しました。

 『男女共同参画の“おもい”発表』では団体の活動紹介と男女共同参画への“おもい”を発表しました。

全体テーマ『災害と女性』

東日本大震災を受け、いま私達に出来る事は何かを考えました。そこでフレンテまつり全体テーマを「災害と女性」とし、フリーマーケットの売上やワーク ショップ会場で集めた支援金80,506円を東日本大震災女性センターネットワーク募金を通して寄付しました。また、みえ災害ボランティア支援センターが 実際に被災地に支援活動に行った様子の紹介展示を行いました。ブースでは短冊にメッセージを書き、東日本の被災者の方に元気を送る活動も行われました。

2日目の4日(土)には上野千鶴子さんを講師にお迎えし「夢みるゆめ子ちゃんと壁ぶちあたり子ちゃん」をテーマにご講演いただきました。

例年より梅雨入りが早く天候を心配していましたが、2日間ともに晴天に恵まれたくさんの皆さんにご来場いただきました。今年は子ども連れの参加者も多く、 親子で楽しむ姿が見られました。参加された方からは「テーマがとても関心の持てる分野だった」「活動している団体から元気をもらえた」などの声をいただきました。

各プログラムの一部をご紹介します

活動展示の様子

<活動展示>
フレンテみえエントランスを中心に各団体が活動展示を行いました。日々の活動報告や、これまでの活動の紹介、これからの取組などそれぞれに工夫をこらした内容で展示しました。

舞台発表の写真

<舞台発表>
3日(金)には、多目的ホールにて「フラダンス」「笑いヨガ」「気功」「太極拳武術交心会」「忍忍体操」の舞台発表が行われました。観客も一緒に参加し、会場が一体となって踊りを楽しむ姿が見られました。
 4日(土)には、広場で、「津々うらら」によるよさこい踊り、「三重県太極拳協会」による演舞が披露されました。

ワークショップの写真

<ワークショップ>
生活工房やセミナー室では体験や講習会が行われました。
「健康チェック」「男性喫茶」「ベビーマッサージ」「新茶の飲み比べ」などを行いました。「三重の女性史研究会」のワークショップでは、ゲストを迎え三重の女性史最新情報を紹介しました。また、「布おむつの体験」など新規団体のワークショップも開催し、たくさんの方が楽しめる場となりました。

フリーマーケットの写真

<フリーマーケット>
衣類や雑貨用品、木工品、子ども服、食品、野菜、菊の苗などさまざまな品物が並びました。また、コーヒーとお菓子のおしゃべり喫茶コーナーがあり、一息つきながら団体同士や参加者との交流の場となっていました。売上から東日本大震災の支援金として寄付をいただきました。

来年度に向けての会議の写真

<来年に向けて>

実行委員会で反省会を行いました。各委員からの感想や反省点を出し合い、参加者からの声を元に今後の改善点などを話し合いました。実行委員会では来年はもっと早くから準備をしていこうとの意見がでました。さらなるフレンテまつりの盛り上がりにご期待ください。