ミレニアム開発目標(MDGs)女性がヒカリ輝く社会へ!―地域が動く・地域を動かす―

開催日
平成26年3月2日(日曜日)
開催場所
三重県男女共同参画センター1階 生活工房
講師
武田 勝彦さん(ケア・インターナショナル・ジャパン事務局長)
共催
三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」 、(公財)ケア・インターナショナル ジャパン
協力
動く→動かす

第1部 MDGsに関する講演「女性がヒカリ輝く社会へ」
第2部 「地域が動く・地域を動かす」ワークショップ

「ミレニアム開発目標(MDGs)」をテーマに、(公財)ケア・インターナショナルジャパンと共催で講座を開催しました。ミレニアム開発目標(以下MDGs)とは、2015年までに世界の貧困を減らすことを目的に国連が作った目標のこと。まず講師の武田さんから、MDGsの8つの目標(1.極度の貧困と飢餓の撲滅、2.初等教育の完全普及、3.ジェンダー平等推進と女性の地位向上、4.乳幼児死亡率の削減、5.妊産婦の健康改善、6.HIV、マラリア等の蔓延の防止、7.環境の持続可能性確保、8.開発のためのグローバルなパートナーシップの推進)についての解説と、世界各国の達成状況についてお話しいただきました。特に「ジェンダー平等推進と女性の地位向上」の事例では、アフリカの女性が小規模融資を受け小売店を起業したことで、家計が豊かになっただけでなく、女性が活き活きと働くことで男性の意識も変わり、家庭や地域が変わった、といったお話しがありました。また、自分たちの身近にできることとして、「スタンド・アップ」という参加型キャンペーン等の事例についても紹介されました。
講義の後はワールドカフェ方式で、「私たちが地域でできること」について話し合い、団体や個人で身近で出来ること等について様々なアイデアが発表されました。

会場の様子1

会場の様子2

会場の様子3

参加者の声

  • 全く知らないことばかりだったので、大変勉強になりました。まず自分のできるところから調整したいと思います。
  • スタンド・アップなどの行動を起こして具体的にどう変わったか、もう少しお話しを聞きたかった。
  • 他の団体や参加者の方とも話し合うことができ、自分に広がりが持てました。
  • 具体的に活動している方の話は説得力がありました。自分たちに何ができるのか考えたい。今後も情報提供をしてほしい。