いまの自分をみつめる講座vol.3 自分を癒すことが苦手なあなたへ
忙しい日々の生活の中で、なかなか自分を労わったり、自分の心身をケアすることができない女性が多くいます。誰かの力を借りることも必要な場面もたくさんありますが、自分自身で心のケアをすることで、少し楽に過ごせるようになります。今回は、公認心理師・臨床心理士・洗足ストレスコーピング・サポートオフィス シニアCBTセラピストの津高京子さんをお迎えして、しんどい時のしのぎかたと癒しのワーク（ストレスコーピングとセルフケア）をテーマにお話しいただきました。
まず、リラックスするワークで心を落ち着けてから、プログラムが始まりました。①『私にとってのストレスを知る』では、抱えるストレスについて個人ワークやグループでシェアしながら自分のストレッサー（ストレスのきっかけ）や反応などを明らかにしました。次に、②『マインドフルネス』では、ストレスに巻き込まれず、圧倒されずにただ眺めたり受け止めたりする方法をたくさんのエクササイズを通して体感し、自分にとっての心地よい感覚を見つめることをしました。そのうえで、③『ストレスコーピングとコーピングレパートリー』では、さまざまなストレスに対処する方法(コーピング)の考え方の工夫・行動の工夫について、講師自身のコーピングリストの参考例なども織り込んでご紹介され、自分のリストづくりに取り組みました。
最後の④『癒しのワーク』では、講師から、「生きている限りストレスはついてきます。毎日取り組むことで習慣になり、自分助けが上手になりますよ。先ずは試してみてください。そして自分のことをほめてあげましょう。身近な方にもぜひ教えてあげてください」とエールがありました。3時間を超えるボリュームのある内容でしたが、グループワークの時間はどこも笑顔で、話が盛り上がっていました。ぜひ、自分を大切にすることを習慣にしていただきたいです。
- あっという間だった。マインドフルネスで、本当の自分を心の奥から引き出せた様な、見つけられたような気がした。
- 日々抱えているストレスの解消法について、具体的に教えていただけて良かったです。簡単に実践できるものばかりですので、今日から生活に取り入れていきたいです。
- マインドフルネスや書く療法を本で読んで知ってはいましたが、実際に行うのが、難しいなと思っていたので、今日具体的に教えていただいて、体験させていただいて、なるほど！とハードルが下がりました。ペア（グループ）ワークも、来てよかったです。
- 自分は不適切スキーマに、惑わされているように感じました。「こうでなければならない」というイメージにつきまとわれているので、一度インナーチャイルドの自分とも話し合ってみたいと思います。
- 思いきって、来てよかったです。もっと自分を大切にしようと思いました
