男女共同参画フォーラム みえの男女(ひと)2014
上司が変わると企業が変わる
イクボス?ダメボス?今、求められる上司になるためのヒント
三重県総合文化センター開館20周年記念事業として、2日間の実施となった今年度の男女共同参画フォーラム。2日目は『部下を定時に帰す「仕事術」』や『ビッグツリー』などの著書でも有名な佐々木常夫さんを基調講演講師にお迎えし、パネルディスカッションやワークショップなどを実施しました。

午前中はワークショップ。女性が活躍するために必要な要素でもある、男性のワークライフバランスや産休・育休復帰する人を支援するためのワークショップなどを行いました。また、フレンテみえ企画・運営サポーター主催で、女性の指導的地位に占める割合の目標である“202030”をテーマにしたワークショップも行われました。
どのワークショップも2時間では足りないくらい、受講者の皆さんには積極的に参加いただきました。

午後は佐々木さんの基調講演から始まりました。
佐々木さんの東レ時代のお話から、タイムマネジ
メントとは何か、ワークライフバランスを実現
する仕事術などを語っていただきました。受講
いただいた多くの管理職の方からも「今後の
マネジメントや意識改革に有効だった」との声を
いただきました。

その基調講演を受けて、渥美由喜さんをコーディネーターに、パネリストに高祖常子さん、そして佐々木さんにご登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。
渥美さんは現在進行形で6K(会社員・子育て・家事・介護・看護・子ども会)を実践する立場から、高祖さんはワーキングマザーとして、佐々木さんはワークライフバランスの実践者でありリーダーの立場から、『イクボス』をテーマにそれぞれ語っていただきました。途中で会場からの質問にも答えていただきながら、「なぜ今働き方を見直す必要があるのか」を考えさせられるお話となりました。
その後、三重県主催の『女性の大活躍推進三重県会議』キックオフ大会が開かれ、佐々木さんと鈴木英敬三重県知事との対談が実現。女性の活躍についての三重県での取組などが語られました。
フォーラム2日目は、ワークライフバランスや国の重点政策でもある「女性の活躍促進」について考えた1日となりました。
男女共同参画フォーラム~みえの男女2014~は、『情報誌Frente vol.60』で大特集!!
ホームページ上でもダウンロードしていただけます。
また佐々木常夫さんの講演については詳細版をホームページで掲載しています。
合わせてご覧ください!
佐々木常夫さんの講演詳細版のダウンロード(PDF形式、511キロバイト)
ワークショップ 10:00~12:00
- 育児・介護と仕事の両立を目指す男性へ「自分流ワークライフバランスを考える」
講師:内閣府少子化危機突破タスクフォース政策推進チームリーダー
渥美由喜(なおき)さん - 育休復帰後の職場対応・支援のための人事・管理職向けワークショップ
産休・育休復帰…多様な働き方の中でチーム力を上げるイクボスとは
講師:NPO法人ファザーリング・ジャパン マザーリングプロジェクトリーダー
高祖常子(こうそときこ)さん - 20(ハタチ)になったフレンテみえ 進んでいますか。あなたのまわりの202030
主催:フレンテみえ企画・運営サポーター
基調講演 13:05~14:05
「上司が変わると企業が変わる~イクボス?ダメボス?今、求められる上司になるためのヒント~」
講師:(株)佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役 佐々木常夫さん
パネルディスカッション 14:10~15:40
パネリスト:佐々木常夫さん、高祖常子さん
コーディネーター:渥美由喜さん
「女性の大活躍推進三重県会議」キックオフ大会 15:50~16:50
対談:佐々木常夫さん、鈴木英敬三重県知事
パネル展
- 「三重の女性史のあゆみ」 主催:三重の女性史研究会
- 「三重労働局雇用均等室からのご案内」 主催:三重労働局雇用均等室
- 「地域における意思決定の場への女性の参画~実践 三重の加速プラン~」 主催:男女共同参画みえネット
- 今後仕事・経営をマネジメントする上で有益でした。佐々木氏の考え方を生でうかがうことができて非常によかった。有難うございました。(50代 男性)
- 佐々木常夫さんのお話を楽しみにしてまいりました。段取り力が話の端々に感じられ大変刺激になりました。文句を言うのではなく受け入れて変えていく工夫をしていくこと、自分になかなかできないことなので、これから努力をしていこうと思いました。ありがとうございました。WLB、働き方のテーマをしばらく続けてください。(40代 女性)
- 上司より自分自身がまず意識を変えなければ職場が変わらないことを、改めて認識したので、明日から実践していきたい。(40代 男性)
- 企業力をテーマとしながら、家庭や地域などについても同時に扱えたことが参考になった。本日のサブタイトルに合い、それにひかれて来た私にとって考えさせられるフォーラムになった。(20代 男性)
- 企業のトップの人たちに聞いてもらいたいと思った。働く側も考えさせられる事が多くあったと思う。(50代 女性)