令和2年度 フレンテみえ 種まきプロジェクトⅢ “社会の課題”編
コロナ禍を生きる私たちが知っておきたいこと
非常時に深刻化する暴力
地域が果たせる役割とは
今年度よりはじまったフレンテみえの「種まきプロジェクト」。地域や家庭・意思決定の場などで活躍する、これからの男女共同参画に必要な人財を育成するプロジェクトです。
「種まきプロジェクトⅢ“社会の課題”編」では、私たちの暮らしの中で起きている、様々な社会の課題に焦点を当て、自分たちができることについて考えていきます。
今年のテーマは「非常時に深刻化する暴力」。
コロナ禍での開催となり、講師の先生にはオンラインでご登壇いただき、参加者も会場とオンラインそれぞれから受講いただく形となりましたが、感染症対策を行ったり、フレンテの機材を駆使して事前チェックを繰り返し、当日に挑みました。


講師の正井禮子さんからは、災害時やコロナ禍等の非常時には日頃の課題がより深刻化すること、実際に起きているが「なかったこと」にされてきた女性への暴力の実例等を多くお話いただき、その後、参加者同士で自分たちができることなどについて話しあい、共有しました。
講座では先生への質問も多く行われ、お話を聞き洩らさないようにと、とても熱心にメモをとる姿も見られました。
最後に、受講生のみなさんが「宣言シート」にそれぞれこれから自分がとりくんでいきたいことを書き、修了となりました。


「なかったこと」にされてきた暴力が実際に起きているということを知り、話を聞いたり声をかけてあげることのできる人が男性女性に関わらず地域に増えていくことで、孤独に悩んでいる人に手を差し伸べていくことができます。
そんな「社会の課題」を知り、行動していける人たちがこれからも増えていくよう、フレンテみえでは今後も様々な課題について取り上げていきたいと思います。
正井さんはフレンテみえのweb講義「参画ゼミ」でも2回にわたり開講いただいています。
そちらでも詳しくとりあげていただいておりますので、ぜひチェックしてみてください!
正井さんの記事はこちらから!WEB限定男女共同参画ゼミへのリンク(外部リンク)
- 現実にたくさんの被害があることを知り、驚きました。
- 大事なことを勉強させてもらった。弱者の声を引き出していける社会を作っていくのは私たちだと思いました。みんなの力をあわせて進んでいきたい。
- 報道やネットでは知ることができない内容を知ることができた。
- みんなで考え、つながり、動くことが大切だと思った
- 大切なことを知ることができた。これからの活動に生かしていきたい