令和3年度 フレンテみえ 種まきプロジェクトⅠ“地域”編
話し合いを前にすすめるために
自分も相手も大切にするコミュニケーションの方法

開催日
2021年7月31日(土曜日)~12月11日(土曜日)
開催場所
三重県生涯学習センター2階 まなびラボ

地域や家庭、働く場、意思決定の場などで活躍するこれからの男女共同参画社会づくりに必要な人“財”を育成する「種まきプロジェクト」。 

“地域”編 2期目は、地域と関わり、物事をすすめていく中で欠かせない「話し合い」に焦点をあて、5回にわたって色々な角度から学びました。定員を大きく上回る30名のお申込があり、講師の先生と相談の上、急遽定員を拡大して開催。テーマへの関心の高さがうかがえました。

第1回の様子

1回目は、「地域活動あるある座談会」。

講師にNPO法人コヂカラ・ニッポン代表の川島高之さんをお迎えし、地域での話し合いの「あるある」話や悩みごと、どうやって解決したかなどについて、みんなでわいわい話し合いました。川島さんはオンラインでの出演となりましたが、温かくも的確な素晴らしい進行で、受講生からも「川島さんの話し合いのすすめかたがとても参考になった」との声がありました。

また、県内で活躍する女性リーダーにもロールモデルとして参加いただき、その姿からも刺激をいただきました。

第2回ワークの様子
第3回の様子

23回目はフレンテみえ職員講師のもと、「アサーティブ」というコミュニケーションの方法について学びました。

「女性は自分の意見を押さえて相手にあわせたりしがちな人も多い。相手を尊重しながら自分の意見も大切にし、伝えてみよう」と話を聞き、ワークで実際の例にあわせて練習。「難しいが地域でもぜひやってみたい」との声をいただきました。

講義
講師

45回目は「ファシリテーション、合意形成」。

講師水谷香織さん(パブリック・ハーツ㈱代表取締役)の具体的でわかりやすい説明とワーク、「みなさん、素晴らしい!なのでもっと難しいことをします」とのお声かけで、受講生がどんどん自分の力をのびのびと発揮し、前向きに積極的に話し合いを進行されていく姿が印象的でした。

ワーク
ワーク

コロナ禍でオンラインを織り交ぜながらの実施となりましたが、ワークなどの5回の講座を通して受講生のみなさんが共に学び、つながり、刺激を受け合いながらの修了となりました。みなさんの今後の地域でのご活躍を応援しています!

写真

※写真撮影時のみマスクを外しています

参加者の声

  • とても有意義な内容で、たくさんのパワーとスキルをもらった。
  • 「女性だから何もできない」というイメージがあったが、前にすすんでいきたい。
  • はじまるとすぐ終わってしまうような感じで、とても楽しく勉強させていただいた。
  • 5回それぞれ新鮮で面白く、とても勉強になった。
  • 地域で「使える」、こんな企画がなかったのでうれしかった。
  • みなさんの活動や、活動を続けるうえでの悩みをうかがうと「私だけじゃなく、みんな色々あるのだなぁ」と気が楽になった。
  • パワフルに精力的に活動している女性陣の話を聞けてパワーをもらった。
  • これから地域である会議を変えていきたい。