土井善晴講演会 家の食事を楽しみにかえる一汁一菜
新型コロナウイルスの感染拡大の影響をうけ、2度の延期となりましたが、11月に料理研究家の土井善晴さんの講演会を開催しました。土井さんは『きょうの料理』(NHK)、『おかずのクッキング』(テレビ朝日)などにも出演され、たくさんのファンの方もいらっしゃいます。今回の講演会でも幅広い年代の方からの参加があり、コロナ禍特有の家事、とりわけ食事の負担についての改めて考えていただく機会となりました。さらに、今回は感染症対策のため、お客様には会場にお越しいただくだけでなくオンラインでも視聴いただきながら、たくさんの方にご参加いただきました。
これまでの食のあり方を見つめなおすきっかけとして、大きな話題を呼んだ著書『一汁一菜でよいという提案』。そこで語られていることも含め、土井さんの『食』、『家庭料理のあり方』への想いをテレビでもおなじみのユーモアあふれる語り口でお話しいただきました。時折、会場からは笑い声もあがり、和やかな雰囲気でしたが、土井さんなりの『食』への向き合い方は、なんとなく過ぎていってしまいがちな食事を見つめなおすきっかけとなりました。
- 先生の話を聞いてテレビで見る先生の料理が少しわかったような気がしました。いろんな事にとらわれている時間を少しゆったりと見直したいと思わされました。
- 普通の料理番組のようなお話ではない、とても貴重なお話が伺えてよかった。
- 待ちに待った土井先生の講演、大変楽しみにしてました。
- 先生のお人柄が現れるような充実した講演でした。