イベントレポート

　30代40代になると、想いを共有できる同年代のシングルと出会う機会は減り、中にはシングルだからこその孤独感や肩身の狭さを感じる人もいます。この座談会は、シングル同士が集まって、シングルだからこその悩みや不安、そしてシングルとして生きる楽しみなどを語り合う人気講座です。第5回となる今回は、13名の方にご参加いただきました。
　お隣同士でお互いのことを紹介しあう『他己紹介』の後、「シングルでいることについてどう感じているか」をそれぞれ話していただきました。やはり「一人だと視野が狭くなる」「親の介護を一人で担わないといけない」「楽しいけれど自分の心の奥に穴がある」「笑う機会が減った」などの不安な気持ちが多く聞かれました。その反面、ひとり焼肉やひとりカラオケなど、一人で行動することの自由や楽しさを共有したり、「パートナー探しと限定せず積極的に出会いの場を求めてアクションしているか？」など、お互いに質問しあう場面もありました。
　シングルという現状に不安を感じつつも、それぞれどう向き合っているのかを尋ねたりと、あっという間の2時間となりました。