女性のためのエンパワーメント・スクール「i SELECT SHOP by I LADY.」

開催日
2018年11月24日(土曜日)
開催場所
三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」  1階 サークル室

毎日出かける服だったり、ランチだったり、皆さん自分で選んで日々過ごしていると思います。では、それと同じように、恋愛、デートDV、セックス、避妊、性感染症、妊娠・・・このような「性」にまつわることを自分自身で選択できていますか?

今回の「女性のためのエンパワーメント・スクール」では、自分らしく生きるために、「性」について考え、自ら選択する難しさや楽しさを学ぶワークショップを実施しました。

まず最初は「自分ならこれかな?と感じるカードを質問ごとに選んでください」と講師から声がかかり、体験型ワークショップ「i SELECT SHOP by I LADY.」を行いました。

I LADY.とは、ジョイセフが行う、特に日本の10代・20代に「(セクシュアル・)リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康・権利)」に関する情報提供やアクションのきっかけをつくるキャンペーンのこと。まさにそのテーマから生まれた、望まない妊娠を防ぐための対処法や恋人といい関係でいるためにはどうするかなどの質問に対し、何種類か用意されたカードから自分が感じる回答をそれぞれ選択していきます。
そのカードを持ち寄って、なぜそのカードを選んだのかをグループで共有しました。また、自分を知るためのセルフチェックも行いました。

後半は、自分らしい人生を自分で決めるために欠かせない「(セクシュアル・)リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」のお話と女性の健康や性に関する権利が世界で、日本でどう扱われているのか、そして性を人権の視点で捉えて、若者が性行動の選択場面に有効な自己決定力・自己肯定感を含めたライフスキルを身に付けることを目指した「包括的性教育」についてなどを学びました。最後には「今日から始めるI LADY.」をそれぞれが発表しました。

ほとんどの参加者から「こんな性の話は学校では教えてもらわなかった」「知ることができてよかった」との声が聞かれ、包括的性教育の重要性を改めて感じました。

参加者の声

  • 気恥ずかしいような気もしますが、みんなが知っておくべきことだと思いました。お話が聞けて良かったです。
  • 今の日本の現状を知り、どうすればいいのだろうと考える機会がもらえ良かった。
  • たのしくコミュニケーションをとりながら、性について学ぶことができて良かったです。