育休ママのつどい
「子どもができたあなたへ。
育休中に描くママのこれからの働き方」
産休・育休中のママたちで集まって、復帰後の不安やこれからの自分の働き方、子育てと仕事の両立などについて、みんなで話をしながら考えるミニセミナーを実施しました。
まず先輩ママの経験談を聞いた後、復帰に向けての不安や両立のコツ、家事育児の家族との分担などについて、先輩ママを交えながらグループで話をしました。
参加者からは
「仕事と家庭の両立ができるのか不安、うまく両立して働けるイメージがわかない」
「子どもが熱をだすと、あまり職場にいけずに職場に迷惑をかけるのでは…」
「子育て中心の毎日をおくっており、このような話ができる機会がなかなかない」
などの声が聞かれていましたが、参加者同士や先輩ママと話をする中で、
「育休は新たな価値感を発見したり、自分の生き方について客観的にふりかえることのできる期間。子育てを経験する中で新たなスキルを身につけたり新たな人脈をつくることは、仕事においても強みになる。」
「保育園などでいろいろな人と関わることは子どもにとってもプラス。」
「自分だけですべてやろうとせず、夫や家族、まわりをまきこむ。」
「子どもが熱を出して早退せざるをえないこともあるが、保育園で病気が流行しはじめた時点で上司にそれとなく伝えておいたり、休んだときは感謝の気持ちを伝えたりしていた。」
「子育てに完璧は無理。いい具合に手を抜いたり、がんばりすぎないことも大事。」
「察してもらうのではなく、できること、できないことを整理して、きちんと伝える」
などの話を聞き、なるほどとうなずいたり、熱心にメモをとる人の姿がみられました。
はじめは緊張した面持ちだったみなさんも、徐々に話は盛り上がりをみせ、
中には
「子どもが産まれてからはじめてゆっくりお茶を飲んだ気がする。」
とおっしゃる方もいて、子育てで一杯になっていた毎日から、自分や未来に目を向け、復帰後の仕事や生活についてもそれぞれ具体的に考えることのできる時間となったようです。
2時間半はあっという間にすぎ、まだまだ話はつきない様子でしたが、みなさん明るい表情でお子さんのもとへ帰っていかれました。
- 復帰に向け不安しかなかったが、仕事をやっていけるかも、やっていきたいと思えるようになった。
- (家事を全部自分がしていたが)夫とも話をし、少しずつ復帰に向けて共働きモードに移行していきたい。
- 自分のできること、できないことを整理し、まわりにもきちんと伝えていこうと思う。