知って得する男の更年期
みなさん、男性も更年期に不調を感じることがあるということをご存知ですか？
今回の講座では、大阪で男性更年期外来をもつ脇坂クリニック大阪の院長、脇坂長興さんにお越しいただき、あまり知られていない「男性更年期」をテーマに講座を行いました。
男性の更年期の不調には、からだのだるさ、睡眠障害、集中力の低下、性欲減退といった体の症状に加え、イライラ、不安感といった精神的な症状など様々なものがあります。講座では男性ホルモン（主にテストステロン）の減少が引き起こすそれらの症状の紹介や、症状を抑えるために、病院で行われている治療方法の紹介がありました。病院では塗り薬や注射による治療を行うことができ、治療によって劇的に症状が改善する場合もあるそうです。脇坂さんからは、男性更年期の専門外来がなくても、泌尿器科で治療ができる場合もあるので不調を感じたら病院で相談してほしい、というアドバイスをいただきました。
女性は閉経を機に女性ホルモンが急激に減るので、体調の変化を自覚しやすいのに対して、男性は年齢とともに緩やかに男性ホルモン（主にテストステロン）が減少していくため、自身の不調が更年期特有のものだと気づきにくいそうです。そのため不調を我慢するのではなく、病院での治療や自分でできるケアを日常的に取り入れることが大切です。
またストレスをため込むことがテストステロンの減少を早める原因となる場合もあるそうです。そこで後半では、フレンテみえからストレスを軽減するためのヨガやアロマ、ハーブを使ったからだのケアを体験していただきました。参加者の皆さんで動画を見ながらホルモンバランスを整えるヨガに挑戦し、からだをほぐしてリラックスしていただきました。その後、体験していただいたアロマやハーブは薬のように速攻性のあるものではありませんが、継続的に取り入れることで徐々に体調を整えてくれます。初めてアロマを体験するという方も多くいらっしゃり、熱心にアロマの活用方法を聞いていただきました。後半の体験プログラムにも、参加者の皆さんはとても積極的に取り組まれ、自分のからだのケアをする大切さを実感していただける講座となりました。
- ぼんやりしていた事が分かってすっきりした。
- 男性更年期障害はいろんな原因（ストレス）でなるのが分かった。
- 年や病気とうまく付き合いながらやっていきたいなあー。
- とても珍しい内容で参考になりました。
