平成28年度 内閣府「女性に対する暴力をなくす運動」
総文パープル・ライトアップ2016
ご存じですか?「パープルリボン」は女性に対する暴力根絶のシンボルです。
毎年11月12日から25日までは「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
フレンテみえでは、女性に対する暴力根絶の願いを込めて、シンボルの「パープルリボン」にちなんだパープル・ライトアップを三重県総合文化センター祝祭広場で実施しました。
フレンテみえのパープル・ライトアップは、既存の照明を活用し、装飾リボンもスタッフの手作りです。

内閣府の調査によると、女性の4人に1人がDV(配偶者等からの暴力被害)にあっています。そして、被害を受けた女性のうち約9人に1人が、その暴力によって「命の危険を感じたことがある」と答えています。
コンサートなどに来場され、通りがかりにライトアップや展示に足を止めるお客様に声をかけると、「パープルリボンという活動を知らなかったが、今知った」「知ることができてよかった」などのお声をきくことができました。
週末には会場でミニイベントを実施しました。
来場者に小さなパープルリボンをパネルに貼り付けてもらい、大きなパープルリボンをつくります。


ミニイベントには計400人にご参加いただき、最終日にはみなさんの思いがつまった高さ150センチほどの大きなパープルリボンが、2つ完成しました。
また、2年目となる今回は県内9市町と協働してパープルリボン連携キャンペーンを実施。

市町毎に工夫された様々なキャンペーンが展開され、多くの方にパープルリボン運動について知り、考えていただく機会となりました。
まだまだ認知度が高いとはいえない「パープルリボン」運動。
これからも啓発キャンペーンを継続的に実施してひとりでも多くの方に活動を知ってもらい、
今、被害をうけている女性に
「あなたはひとりじゃない」
とのメッセージを込め、暴力で苦しむ人のない社会を目指してパープルリボン運動を継続していきたいと思います。