蝶野正洋講演会
最強パパ伝説「蝶野正洋という生きかた」

開催日
2016年10月16日(日曜日)
開催場所
三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」  多目的ホール

今年度の「フレンテみえ男性講座」は、「みえの育児男子プロジェクト」とタッグを組み、蝶野正洋さんの講演会と、第3回「ファザー・オブ・ザ・イヤー in みえ」表彰式を同時開催。定員を超えるご応募をいただき、当日は30代から40代の男性を中心に、幅広い層のお客様にご来場いただきました。また今回のイベントの趣旨から、未就学児を含むお子さまの入場可としたため、お子さま連れのご家族にもたくさんご参加いただくことができました。

「ガッデム!アイ・アム・ チョーノ!!!」

おなじみの雄叫びとともにご登場いただいた蝶野さんに、FM三重の西本亜裕子さんの進行でお話を伺いました。まずは、サッカーに夢中になっていた学生時代や、大学受験浪人中にテレビで猪木さんや藤波さん、タイガー・マスクを観て、プロレスラーを志したお話を語っていただき、続いて妻のマルティーナさんとのエピソードも。

後半は、鈴木英敬知事も加わって子育てのお話をしていただきました。子どもが生まれたばかりの頃は、深夜でも2時間おきに授乳をしなければならず、お母さんは大変。蝶野さんのお宅では、夜中はフォーミュラ(乳児用ミルク製品)を使い、蝶野さんが飲ませるようにしていたそうです。また「子育てで大変だったことは?」との質問に、「1歳半くらいになるまで、子どもと2人で出かけるのが怖かった」と蝶野さん。当時はおむつを替えるスペースがデパートなどにもあまりなく非常に困ったそうです。

夫婦で子育てをするコツ」について、鈴木知事はスケジュールの見える化を実践中。蝶野さんは、週2回はエクササイズに行けるようにするなど、妻が自由に使える時間を確保することを心がけているそうですが、「俺に自由な時間はないけど…」とボソリ…とつぶやいた場面も。「ただお母さんひとりで子育てしているとストレスがたまって当然。お母さんがストレスを抱えていると、子どももストレスを抱えるようになる。だから男も一緒に子育てして、お母さんのストレスの発散もさせてあげないと。そういうことを男ができるようになるには、仕事場でのフォローや理解が必要。それを進めるのが上司であったり、先輩じゃないかな」とお話しされました。またドイツでは夫婦がイーブンで子育てすることが当たり前だし、世界的にもそんな時代になっているという紹介もありました。

プレゼンターとして蝶野さんが参加された、第3回「ファザー・オブ・ザ・イヤー in みえ」の詳細については  第3回「ファザー・オブ・ザ・イヤー in みえ」 で検索!

参加者の声

  • 最近仕事が忙しく子育てを妻に任せっきりになっていたが、本日のイベントに参加して初心にかえって自分もできることから手伝おうと思いました。
  • 我が家と同じ上が男子、下が女子のため、とても参考になりましたし、心がホッコリしました。芸能人の方は特殊な子育てをしていると思っていましたが、身近に感じられる企画でとても良かったです。
  • これから子を持つ夫として参考になりました。
  • 蝶野さんの「子どもをこうしたい」ではなく「子どもとはこういうものだ」という子育てに対する寛容の大切さを改めて感じた。知事の「スケジュールの見える化」の話は参考になった。
  • とても楽しく聞かせていただきました。妻を神としてあがめていきます(笑)