家事でスキルUP!男をアゲる*家事スクール
この講座は、20歳~40歳代の男性を対象に、男性の家事参加のきっかけとなることを目的に家事塾・家事セラピストの南部さんを講師に迎えて開催しました。グループワークや講義・実習を通して家事をより身近なものに感じてもらい、家事との関わり方を考えてもらう機会としました。またパートナー向けの映画会も同時開催し、日常生活を離れてゆったりとした時間を過ごしていただきました。
まず、自分の家事に対してどういうイメージを持っているのか、紙に書くことで整理しました。漠然と家事を「嫌なもの」と認識するのではなくどういうところが嫌なのかを具体的に理解することが出来ます。また、講師の「自分の親の介護をすべきときに、 自分のことが出来ない人が他人の世話をできますか」という言葉は非常に説得力があり、「家事という身近なことを自分でできる人になってほしい」という思いを伝えることができました。
そして、「定位置」、「定量」、「捨てる」、という片づけの3原則についてお話があり、なぜ片付かないのか、どうしたら片付くのか、といった実生活に活かすことのできる基本的な知識を学びました。この考え方は片づけだけでなく、仕事を整理する上でも役に立ちます。家事と仕事のつながりを意識してもらう機会となりました。
また、最後に準備から片づけまで一連の流れに家事に必要な要素が込められているという、おいしいお茶の淹れ方を実習しました。普段なかなか急須でお茶を飲むことがない方にとって新鮮な体験となりました。
いきなりすべての家事を行うことは難しいかもしれませんが、一つずつ自分に出来ることをこなしていくことが大切です。この講座を通して、参加者が家事参加をする第一歩となったのではないでしょうか。
- いろいろな方と話が出来、面白く学ぶことが出来ました
- 自分の家事に対する意識を再確認することが出来てよかった
- 家事に対して興味を持つきっかけになりました
- 最後の「当たり前と思っている内は『ありがとう』という言葉は出てこない」というところがとても印象に残った