コネクトそうぶんプロジェクトドキュメンタリー映画『へんしんっ!』上映会&トークセッション令和7年度三重県障がい者芸術文化祭 関連企画

驚きと、歓びの、ドキュメンタリー!
2025年 12 月 12 日~14 日、三重県総合文化センターで開催予定の三重県障がい者芸術文化祭に先駆け、障がいのある人の表現活動の可能性を取材したドキュメンタリー映画『へんしんっ!』(2021年公開)の上映会を行います。上映後には石田智哉監督とろう者の廣川麻子さん(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークTA-net理事長)によるトークセッションも開催。会場の皆さんの感想をシェアしながら、さまざまな「ちがい」を架橋していくヒントを共に考えましょう!
基本情報
開催期間
2025年12月11日(木曜日)
13時30分から16時00分
サービス情報
上映中の音声ガイド、日本語字幕/トークセッション中の音声認識アプリUDトークによる文字支援、手話通訳
資料ダウンロード
詳細情報
開催時間 | 12月11日(木) 13時30分から15時05分…映画「へんしんっ!」上映 15時15分から16時00分…トーク |
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トークゲスト | 石田智哉さん(『へんしんっ!』映画監督) 廣川麻子さん(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークTA-net理事長) |
定員 | 100名 ※未就学児入場不可 |
料金 | 入場無料 |
申込方法 | 事前申込制(先着順) 三重県総合文化センター 総務部 電話 059-233-1105(10時00分から17時00分/月曜または月祝翌平日休館) FAX 059-233-1106 ※電話・FAXでお申込の場合は、以下をお伝えください。
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鑑賞サポート |
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トークゲストプロフィール
石田智哉(いしだともや)さん(『へんしんっ!』監督)

映画監督。「ウルリッヒの会」役員。筋ジストロフィーによる電動車椅子ユーザー。立教大学現代心理学研究科博士後期課程在学中。初監督作品『へんしんっ!』(2020)がぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2020」でグランプリ受賞。2022年よりトリンドと砂連尾理の〈とつとつダンス〉プロジェクトに参加。
廣川麻子(ひろかわあさこ)さん
(シアター・アクセシビリティ・ネットワークTA-net理事長)

先天性ろう者、東京出身。1994年(社福)トット基金日本ろう者劇団に入団。2009年愛の輪基金ダスキン障害者リーダー育成海外派遣生として1年間英国研修。2012年シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)設立。2015(平成27)年度(第66回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)受賞。東京大学にて芸術文化における情報アクセスの社会実装を研究中。
イントロダクション

電動車椅子を使って生活する石田智哉監督は、「しょうがい者の表現活動の可能性」を探ろうと取材をはじめた。演劇や朗読で活躍する全盲の俳優・美月めぐみさん、ろうの手話表現者の育成にも力を入れているパフォーマーの佐沢静枝さん。多様な「ちがい」を橋渡しするひとたちを訪ねる。石田と撮影、録音スタッフの3人で始まった映画制作。あるとき石田は「対人関係でちょっと引いちゃうんです。映画でも一方的に指示する暴君にはなりたくないと思っていて…」と他のスタッフに打ち明けた。対話を重ねながら、映画のつくり方も変化していく。
とまどい、揺れながら、 変わりつづけるその先に――

石田自身の心と体にも大きな転機が訪れる。振付家でダンサーの砂連尾理さんは、「しょうがい」を「コンテクストが違う身体」という言葉で表現した。「車椅子を降りた石田くんがどんなふうに動くのかを見てみたい」。そう誘われて、石田もパフォーマーとして舞台に立つことに。それは多様な動きが交差するダンスという関係性の網の目にみずからをあずける体験でもあった。とまどい、揺れながら、またあらたな表現の可能性が拓かれていく。
イベントに関するお問い合わせ先
名称 | :三重県総合文化センター 総務部 企画広報係 |
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電話番号 | :059-233-1105 |