知れば知るほどおもしろい!古典芸能を‘偏愛’する二人のトーク&レクチャーおしゃべり古典サロンvol.7「勧進帳」講師:木ノ下裕一、田中綾乃
義経・弁慶の忠義を描いた人間ドラマ。
長唄に舞踊、見得や飛び六方など歌舞伎の魅力がぎっしり詰まった歌舞伎十八番の神髄を徹底解剖!
基本情報
開催期間
2021年8月14日(土曜日)
主催者
文化会館
サービス情報
みる・きく
詳細情報
vol.7 「勧進帳」(かんじんちょう)
兄・源頼朝に謀反の疑いをかけられ、追われる身となった義経一行。山伏姿に身をやつし、奥州へ逃げる道中、安宅(現・石川県)の関所で義経捕縛の命を受けた関守の富樫左衛門に行く手を阻まれる。弁慶の機転により、焼失した東大寺を再建するための勧進(寄付の呼びかけ)を行っていると説き、勧進帳を暗唱して難を逃れるが、今度は従者が義経ではないかと疑われてしまう。絶体絶命のピンチに、泣く泣く義経を杖で打ち据え、あくまで従者として扱う弁慶。二人の絆にほだされた富樫は、一行を通してやるのだった。
講師
木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)
1985年和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受け、古典芸能への関心を広げていく。京都造形芸術大学(映像・舞台芸術学科)で現代の舞台芸術を学び、2006年に古典演目の現代的上演を行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。作品の補綴・監修という立場をとりつつ、様々な演出家とタッグを組みながら創作するスタイルをとっている。近作に、『義経千本桜』(2012年 総合演出:多田淳之介、演出:白神ももこ・杉原邦生)、『三人吉三』(2014年、2015年 演出:杉原邦生)などがある。2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
田中綾乃(三重大学人文学部准教授)
名古屋市生まれ。東京女子大学文理学部哲学科卒業。同大学院博士課程修了(人間文化科学博士)。三重大学人文学部准教授。演劇評論家。専門は哲学、美学、演劇論。ドイツの哲学者カントの哲学研究を行う一方、長年の観劇歴から演劇批評にも携わる。現代演劇の批評を中心にしながら、現在では歌舞伎や文楽の見どころ解説を筋書や講座などで担当中。
日程 | 8月14日(土曜日) 14時00分開講(13時30分開場) |
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予定時間 120分(休憩含む) | |
料金 |
自由席 1,000円 |
チケット | 7月3日(土曜日)10時00分発売 |
クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館