知れば知るほど面白い!古典芸能を“偏愛”する二人のトーク&レクチャーおしゃべり古典サロン

令和は古典を楽しもう!

歌舞伎から文楽まで、古典芸能の魅力をお伝えする人気企画がシリーズ化。

ブログ|夏の風物詩「四谷怪談」をめぐる江戸の小旅行

基本情報

開催期間

2019年9月22日(日曜日)

申し込み・受付期間

vol.3「東海道四谷怪談」は終了しました

開催場所

三重県文化会館 小ホール

会場へのアクセス

主催者

文化会館

サービス情報

みる・きく

vol.3 『東海道四谷怪談』(とうかいどうよつやかいだん)

お岩さんの怪談譚”として、現代でも有名な『東海道四谷怪談』。しかし、本作は、当時の世相や市井の暮らしを活写した群像劇でもあるのです。お岩さんを取り巻く人々の、愛憎、欲望、復讐の数々……さながら“物語のデパート”ともいうべき、鬼才・鶴屋南北の傑作に、ディープに迫ります。

文政8年(1825年)7月、江戸・中村座で初演を迎えた『東海道四谷怪談』は大ヒットを記録します。毒薬を飲んだお岩が恐ろしい姿に変わる「髪梳きの場」などアッと驚く仕掛けが観客の心を掴んだのはもちろんのこと、『仮名手本忠臣蔵』と交互に上演する形式が注目を集めました。なぜ当時77年も前に生まれた赤穂浪士の討入劇『忠臣蔵』を同時上演したのか?表裏一体をなす、この2作上演に込められた鶴屋南北の野心とはいかに。

講師

木ノ下 裕一(木ノ下歌舞伎主宰)

木ノ下裕一

1985年7月4日、和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『娘道成寺』『黒塚』『東海道四谷怪談—通し上演—』『心中天の網島』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』など。 2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。また、2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。平成29年度芸術文化特別奨励制度奨励者。渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、外部での古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。

    田中綾乃(三重大学人文学部准教授)

    田中綾乃
    愛知県名古屋市生まれ。東京女子大学文理学部哲学科卒業。同大学院 博士課程修了(人間文化科学博士)。専門は哲学、美学、演劇論。 ドイツの哲学者カントの哲学研究を行う一方、長年の観劇歴から演劇 批評に携わる。現代演劇の批評を中心にしながら、現在では歌舞伎や 文楽の見どころ解説や劇評を新聞、雑誌などで担当中。

      詳細情報

        表タイトル
        開催日時 【vol.3】   2019年9月22日(日曜日) 14時00分~16時00分
        【vol.4】   2020年1月12日(日曜日) 14時00分~16時00分

        受講料

        1,000円(当日受付支払い)
        申込

        以下のいずれかの方法でお申込みください。(先着順・事前申込制)
        ※お申込み時点で受付完了となります。
         受講ハガキの送付等は行いませんので、あらかじめご了承ください。

        申込フォーム
        電話・窓口
        三重県文化会館チケットカウンター TEL059-233-1122
        FAX
        059-233-1106

        注意件名を「おしゃべり古典サロン申込」と明記ください

        郵送
        〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234 三重県文化会館 「おしゃべり古典サロン係」宛
        クレジット 主催  三重県文化会館
        共催  三重県生涯学習センター

        イベントに関するお問い合わせ先

        担当部門
        三重県文化会館トップページ
        電話番号
        059-233-1122(チケットカウンター)
        所在地
        〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
        三重県総合文化センター 三重県文化会館