日本文化再発見シリーズ正倉院の響き10
正倉院にまつわる音楽文化をわかりやすく解説し、正倉院宝物の復元楽器の演奏を楽しむレクチャー・コンサート、「正倉院の響き」。
世界唯一の伝承ミュージアム「正倉院の魅力」と「古代日本音楽文化」をレクチャー形式でお伝えして、今回、10回目を迎えます。
第10回記念は、ゲストに西山厚氏をお迎えし、古代シルクロードの音楽文化を改めて紹介いたします。
お楽しみに。
基本情報
出演者
ゲスト講師
西山 厚 (にしやま あつし)
徳島県鳴門市生まれ伊勢育ち。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。
奈良国立博物館元学芸部長
帝塚山大学教授
奈良国立博物館「鎌倉仏教」「女性と仏教」など、数々の特別展を企画実施。
奈良と仏教をメインテーマに、人物に焦点をあてながら、日本の歴史・思想・文学・美術を総合的に見つめ、さまざまなメディアで、生きた言葉で書き、語る活動を続けている。
主な著書に、「仏教発見!」(講談社現代新書)、「僧侶の書」(至文堂)、「仏像の本」(監修/山と渓谷社)、「語りだす奈良 118の物語」(ウェッジ)、「官能仏教」(角川書店) など。
箜篌(くご)・グランドハープ
井上 麗 (いのうえ うらら)
東京生まれ。4歳でピアノ、9歳よりハープを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学を卒業、同大学卒業演奏会に出演。同大学研究科修了。アイリッシュハープ、グランドハープをヨセフ・モルナール、西村光世の両氏に師事。桐朋学園大学嘱託演奏員。第1回ハープコンクール、アドヴァンス部門第3位入賞。オーケストラのフリーハープ奏者として、新日本フィル、読売交響楽団、東京シティフィル、神奈川フィル、仙台フィル、名古屋フィル、国立リヨン管弦楽団などに出演。現在、ソロ、室内楽、現代音楽でオーケストラ、また、アイリッシュハープ、チロリアンハープ、箜篌(くご)奏者としても各国で活動中。また近年ポップス活動も行い、麗コンサートを行う。
琵琶・ギター
西垣 林太郎 (にしがき りんたろう)
コンクールで多くの賞を得て全国各地で演奏活動を行う。フランス国立ニース音楽院にて、アコ・イトウ、アンリ・ドリニに師事。フランス、イタリア各地で演奏活動を行う。音楽学校で指導、試験審査員に従事。帰国後は、クラシック、ジャズなどの様々な編成での演奏活動を展開。モダンギター以外にもバロックギターやロマンティックギターを用いた公演も積極的に行うと同時に、新作初演にも数多く参加。レコーディングや映像収録への参加も多い。正倉院復元の四絃と五絃琵琶の演奏も手がけ、「正倉院の響き」「千年の響き」シリーズや、朝日放送正倉院展特別番組「天平の音」などに出演。ソルフラン国際音楽教室ギター及びアンサンブルクラスの講師を務める。
講師
野原 耕二 (のはら こうじ)
1989年(有)スタジオノハラを設立、音楽・文化プロデューサーとして活動。国の行政文化イベント(フェスティバル、セミナー、コンクール等)の基本構想を企画制作する。1995年より欧州文化都市におけるEU・ジャパンフェスト、外務省国際友好年事業/二国間交流事業を、文化庁支援のもと日本古典音楽(雅楽/聲明)から現代音楽・舞台芸術を制作、海外公演を多数開催している。IT改革におけるデジタル文化「デジタルカルチャー日本」を文化人、行政、民間とのネットワークで展開。2012年より、国内公演を主に雅楽定期公演、「正倉院の響き」レクチャーコンサート「日本文化」講演を各地で実施中。現在、「雅楽はすごい!シリーズ」を執筆中。(既刊:雅楽はすごい!1巻、2巻、3巻、4巻)
詳細情報
日程 | 10月1日(日曜日) 14時00分開演(13時30分開場) |
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上演予定時間 未定 | |
料金 |
全席指定 1,000円 |
チケット | 8月20日(日曜日) 10時発売 |
クレジット |
三重県文化会館 |
備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館