ピアノソナタ全曲演奏会(12月13日)出演者変更について

お知らせ

令和2年12月13日(日曜日)
「三重音楽発信Vol.10 ベートーヴェン生誕250周年記念 ピアノソナタ全曲演奏会vol.5」
上記の公演に出演を予定しておりました世古隆蔵(ドイツ在住)は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響による国際情勢、現時点で帰国後2週間の自宅待機などの規制緩和の目途が立たないことから、帰国を断念することになりました。
世古隆蔵より皆様にメッセージをお預かりしております。

ご来場の皆様へ

ベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会vol.5に出演予定でありました世古隆蔵です。ドイツミュンヘンより皆様にご挨拶申し上げます。 時の流れが経つのは早いもので、高校卒業後、三重の地を離れてすでに13年も経ってしまいました。それにも拘わらず、このような素晴らしい機会を頂き、地元の皆様の前で演奏を披露できること、大変楽しみにしておりました。しかし、現在私が在住しているドイツでは、コロナウィルスの第2波の真っ只中で、11月2日からドイツ全土で、春に続き再びロックダウンが施行されます。 このような状況では、演奏会までに入国者の2週間隔離が解除されるとは到底考えられず、その場合、どうしてもスケジュールの調整がつきません。それ故、泣く泣く出演を断念させていただいた次第です。いつか皆様に演奏をお聴きいただけること、そしてこの演奏会が素晴らしいものとなること、遠くからではありますが心より願っております。

2020年10月31日
ドイツ ミュンヘン 世古隆蔵

これに伴い、世古隆蔵が演奏予定であった2曲については以下の通り、代わりの出演者が演奏いたします。
【昼の部】
ピアノソナタ第7番 ニ長調 作品10-3/掛川遼平
【夜の部】
ピアノソナタ第28番 イ長調 作品101/西村翔太郎

掛川遼平

掛川遼平

三重県津市出身。県立津高等学校卒業。
みえ音楽コンクールピアノ部門高校生の部第1位。愛知県立芸術大学および同大学院ピアノ専攻にて学ぶ。 ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団、津コミュニティバンドなどと共演。在学中よりソロの他、アンサンブルピアニストとしても支持を集め、特に歌曲、室内楽の分野では多くのソリストの信頼を得ている。また合唱指導者としても活動するなど愛知県を中心に幅広く音楽活動を行っている。現在、豊田市少年少女合唱団、混声合唱団”グリーン・エコー”、名古屋ビクトリア合唱団、NHK名古屋文化センターなどでピアニストをつとめている。これまでにピアノを下村美夕貴、兼重直文、加藤美緒子、ヴァディム・サハロフの各氏に師事。

    なお、この変更に伴うチケットの払い戻し等はございません。
    何卒ご理解いただき、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

    2020年11月1日(日曜日)
    (公財)三重県文化振興事業団 三重県文化会館 事業課 TEL059-233-1112
    三重県文化会館チケットカウンター TEL059-233-1122