知れば知るほど面白い!古典芸能を“偏愛”する二人のトーク&レクチャーおしゃべり古典サロンvol.6『熊谷陣屋』講師:木ノ下裕一氏、田中綾乃氏

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今年のテーマは見比べ!
vol.6では、涙なしには見られない義太夫狂言の名作『熊谷陣屋』を題材に、
團十郎型と芝翫型をたっぷり語り尽くします。

 

基本情報

開催期間

2020年12月19日(土曜日)
14時00分~16時00分

開催場所

フレンテみえ 多目的ホール

会場へのアクセス

主催者

文化会館

サービス情報

みる・きく

vol.6 『熊谷陣屋』(くまがいじんや)

『平家物語』で有名な「敦盛最期」を題材にしながら、『平家物語』とは異なる意外な展開の物語!
一ノ谷の合戦において平敦盛を討ち取った源氏の武将・熊谷直実。だが、実は直実は、密かにわが子・小次郎を身替わりにしたのであった。そうとは知らず小次郎を心配してやって来た直実の妻・相模、かつての家臣にわが子を討たれたと思う敦盛の母・藤の方、平家一門を弔う弥陀六らが集う陣屋で、敦盛の首実検が行われる。主君・源義経に首を差し出す直実は・・・
並木宗輔絶筆の今作は、有為転変の世の中と人の一生の儚さを描いた重厚な悲劇のドラマです。
義太夫狂言の名作を團十郎型と芝翫型という演出の違いから読み解きます!

講師

木ノ下 裕一(木ノ下歌舞伎主宰)

木ノ下裕一

1985年和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『娘道成寺』『東海道四谷怪談—通し上演—』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』『隅田川』『糸井版 摂州合邦辻』など。『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネート、『勧進帳』の成果に対して平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、外部での古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。

    田中綾乃(三重大学人文学部准教授)

    田中綾乃
    名古屋市生まれ。東京女子大学文理学部哲学科卒業。同大学院博士課程修了(人間文化科学博士)。三重大学人文学部准教授。演劇評論家。専門は哲学、美学、演劇論。ドイツの哲学者カントの哲学研究を行う一方、長年の観劇歴から演劇批評にも携わる。現代演劇の批評を中心にしながら、現在では歌舞伎や文楽の見どころ解説を筋書や講座などで担当中。

      詳細情報

        表タイトル
        開催日時 【vol.6】   2020年12月19日(土曜日) 14時00分~16時00分
              ※途中休憩有

        受講料

        1,000円
        (当日受付支払い)
        申込

        【申込期間】10月1日(木曜日)から12月12日(土曜日)

        以下のいずれかの方法でお申込みください。(先着順・事前申込制)
        ※本講座は三重県のガイドラインにおける「主催のイベントの開催基準」に則って、
         開催します。感染症対策については、ご来場前に当館ホームページをご確認ください。
        ※ご参加の皆様には参加券をお送りいたしますので、ご確認ください。

        申込フォーム
        電話・窓口
        三重県文化会館チケットカウンター 
        TEL059-233-1122
        (営業時間:10時00分から17時00分/月曜休館)
        郵送
        〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234 
        三重県文化会館 「おしゃべり古典サロン係」宛
        クレジット 主催  三重県文化会館

        イベントに関するお問い合わせ先

        担当部門
        三重県文化会館トップページ
        電話番号
        059-233-1122(チケットカウンター)
        所在地
        〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
        三重県総合文化センター 三重県文化会館