文化交流ゾーンを牽引し劇場法時代の理想の劇場像を目指して

平成29年度に開館23周年を迎えた三重県総合文化センターと、その中核施設である三重県文化会館。開館以来、クラシック音楽や伝統芸能をはじめとする多彩なジャンルで芸術ファン、劇場ファンを創出し、「常に賑わいのある劇場づくり」に邁進してきました。近時は平日昼間のワンコインコンサートシリーズの大成功や演劇事業の大胆な取り組みが全国劇場関係者から大きな注目を集めています。

平成24年6月に初めて劇場が提供すべき機能を規定した「劇場・音楽堂等の活性化に関する法律(通称:劇場法)」が施行され、実演芸術の振興、関係する多様な機関との連携、国際交流の促進などの重要性が定義されました。また、平成26年4月には三重県立総合博物館 MieMu が開館し、三重県総合文化センター周辺施設が中核的な拠点機能を一層強化することが求められています。

「劇場法」「文化交流ゾーン」、この2つのキーワードを重点施策に据えて、日本一の劇場づくりを目指します。

劇場法時代の理想の劇場づくり
=県民文化のプラットフォーム

劇場法が求める「実演芸術の振興」では「公演」「普及啓発」「連携」「国際交流」「調査研究」「人材養成」「地域社会づくり」など、多様な劇場機能を提供する事業が定められています。

これらの事業は私たちが劇場法制定以前から真摯に取り組んできた事業カテゴリーです。引き続き多様な事業が相互に作用することで、多目的に人が集い、賑わう「県民のプラットフォーム」となる劇場づくりを目指します。

文化交流ゾーンの活性化
=中核的拠点機能の発揮と効果的な事業連携

MieMuの開館を契機に文化交流ゾーンの一層の活性化が求められています。

中核的拠点機能では第一に県立施設の重要使命として市町文化施設や多様な文化の担い手のリーディング施設となることを目指します。

第二にゾーン全体が求心力を持つことで南北に長い三重県のどこからでも訪れたくなるゾーンづくりを目指します。

効果的な事業連携では新しい発想で各々の施設特性を活かした事業を立案し、足し算にとどまらない掛け算となる連携、一過性に終わらない未来のソフト資産づくりを目指します。