学校向け文化体験プログラム
和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

開催日
2024年2月8日(木曜日)
開催時間
13時45分から15時20分まで
開催場所
松阪市立揥水小学校
講師
小林豊子きもの学院のみなさん
参加児童数
6年生 31名
てい水小_十二単1

松阪市立揥水小学校の皆さんに「十二単&束帯の歴史と着装体験」のプログラムをお届けしてきました。

まずは担任の先生をモデルに十二単の着付けを見学しました。
衣を一枚一枚重ねて、徐々に教科書で見たあの姿に近づいていく様子を食い入るように見ていました。着付けている最中も講師が十二単や束帯について随時解説。平安時代と現代の十二単の着付け方の違いや、衣装の重さや値段など、様々な話題で子どもたちの好奇心を刺激します。

後半はいよいよ子どもたちの番。事前に取った希望に沿って1人ずつ十二単と束帯を着付けていきます。いつもと違う装いの友達を見て、「かわいいやん!」「なんか賢そう」と口々に感想が飛んできました。
また、待っている間に十二単や平安時代の文化についてのクイズも行いました。

短い時間ではありましたが、教科書やネットの画像ではわからない「本物」の質感を味わうことができました。

てい水小_十二単2
着装を待っている間、平安時代の文化について学びました。
てい水小_十二単3
束帯と十二単を着て歩いてみました。後ろの裳(も)が広がる様子がよくわかります。

☆プログラム内容

  1. 十二単・束帯についてのお話
  2. モデルの先生に着装、解説
  3. 十二単の着装体験
  4. 平安文化にまつわるクイズ

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 十二単を見る機会がなかったから、本物を見て着れてよかったです。服の解説もしてくれて十二単はどんな物なのかよく知れた。
  • 平安時代と現代の十二単がけっこうちがってなんでだろう…と思ってもっと知りたくなりました。
  • 初めて見るものばかりだったので、とても興味を持っていたように思います。実際に着せてもらっている時、本当にうれしそうでした。(先生)