学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」
まずは講師の森さんから能と狂言の違いや舞台のこと、小道具のこと等たくさんのお話を聞きました。さらに講師の家に代々伝わる貴重な面と扇子を見学しました。
そしていよいよ『柿山伏』のはじまりです。目の前で繰り広げられる本物の舞台に子どもたちは興味津々で、終わった後には口々に「おもしろかった!」「すごかった!」などと話していました。
最後に講師はよく結婚式などで披露される『高砂』を舞いました。深く響く声と洗練された舞に子どもたちも目を瞠っていました。
子どもたちは授業が終わった後も興奮した様子でこの体験のことを話していたそうで、とても印象的な体験になったことがうかがえました。
☆プログラム内容
- 狂言のお話(舞台について、鑑賞の仕方)
- 面・扇子の見学
- 『柿山伏』の鑑賞
- 謡と小舞の体験
- 謡『高砂』の鑑賞
- 実際にせんすを持って狂言を体験してみたけど見ているより難しいことがわかりました。わたしは動きをするだけで精いっぱいだったけど森さんは歌いながら動きをするのですごいなと思いました。
- 場面によって声がすごく大きいところと、少し小さめのところがあって、そこでも感情がしっかりと伝わってきてすごいと思いました。
- せんすはとても美しかったです。面は200年もあるものだと言っていたので、宝物みたいだなと思いました。
- 少ない道具で想像しながら観ることができていたのは表情や所作の違いにあったと思います。その表現力におどろいていました。音読などに活かしていきたいと言っている児童もおり、勉強になったようです。(先生)