学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!みんなで歌おう!「合唱」

開催日
2016年7月7日(木曜日)
開催時間
10時45分から12時25分まで
開催場所
松阪市立中原小学校
講師
小柴 信之さん
参加児童
5年生21名、6年生20名

松阪市立中原小学校のみなさんへ、合唱の体験授業を届けてきました。

この学校では以前より毎朝夕に歌を歌っており、その積み上げを成果として発表する機会が持てればということでプログラムに申込みいただきました。

まずは歌に対する考え方のアンケート。次に歌う時の姿勢や声の出し方について楽しくレクチャー。ピアノやドラムは工場で同じ音が出るように作られますが、皆さんの声で歌う歌は1つとして同じものはありません。「美しい声」ではなく、「役に立つ声」を目指そうというお話がありました。

 

 

では、「役に立つ声」を目指すには?

姿勢や声の出し方について、身近な例を挙げながらわかりやすく説明され、子どもたちの笑い声が絶えませんでした。

笑顔でワ・ハ・ハ』『心から心へ』の練習です。「体操の技のようにいろいろな表情を歌の中に入れてみよう!」「目で歌おう!」「『うたおう』の歌詞は『う』の発音をはっきり、誘いかけるように。」などの講師の指導に応えようと子どもたちは即座に反応、すぐに声の響き方も変わって来ました。プログラムの最後には、ひとりひとりの違った表情を持つ「役に立つ声」が合わさった「合唱」になりました。

☆プログラム内容

1.歌に対する考え方のアンケート、姿勢や声の出し方について学ぶ
2.『笑顔でワ・ハ・ハ』を歌う
3.ワンフレーズずつ歌う(声の響かせ方)
4.『心から心へ』を歌う
5.ワンフレーズずつ歌う
6.もう一度『心から心へ』を歌う
7.歌についてのお話

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 「みんなの声は役に立つ」という言葉で音楽に自信がつきました。(5年生)
  • 表情に気をつけることで、歌のひびき方が違うことにも驚かされました。(6年生)
  • 声の出し方のイメージなど身近なものに例えて話されているのは、私たち教師にとっても勉強になりました。(先生)