20年のあゆみ展オペラ「魔笛」浅田次郎講演会ダイアモンド✡ユカイ トーク&ミニライブ 開館20周年のそうぶんでは、様々な記念事業を開催しました。 開館当時の貴重な資料やエピソード、20年間にわたる主催事業のチラシやポスターなどを並べた記念展示「20年のあゆみ展」を10月7日から13日まで開催しました。資料の作成から展示まですべて職員のプロジェクトチームで制作しました。お客様からは「チラシギャラリーの壁は圧巻の眺めで、驚きました」「昔の三重での思い出が蘇ってきて、懐かしかったです」といった感想をいただきました。開館から20年の歴史は、「開館20周年記念誌」としても発行しました。 文化会館が取り組む三重県の洋楽分野の企画型・県民参加型事業「三重音楽発信」は1999年に創設され、制作オペラは1999年の「蝶々夫人」、2005年の「フィガロの結婚」、2010年の「ドン・ジョヴァンニ」と、ほぼ5年ごとに作品を制作してきました。2014年には三重音楽発信vol.9として星出豊プロデュース・オペラ「魔笛」を制作しました。 生涯学習センターは、小説家の浅田次郎さんに「読むこと書くこと生きること」と題して講演いただきました。小さい頃から本が大好きで小説家になり、年間300冊を読む大の読書家である浅田さん。「読書は娯楽であり、何か得ようと考えるより、楽しんで読むことが大切だ」という浅田さんの言葉に、本を愛する会場のお客様もとても共感された様子でした。また、忙しい毎日の中で読書の時間をうまく作る生活スタイルについても話され、普段知ることのできない小説家の日常が垣間見られたような時間でした。 フレンテみえは、「ダイアモンド✡ユカイ トーク&ミニライブ」を開催しました。ミュージシャン・俳優のダイアモンド✡ユカイさんが、男性不妊治療を経て、自身のお子さんを授かるまでのお話や自身が無精子症と診断されたこととどのように向き合ってきたのか、育児へのかかわり方などをお話しいただきました。ステージでは、『きみはともだち』、『ムクロジの木』の2曲を披露していただき、温かい雰囲気の中、ユカイさんの前向きで何事も楽しむ姿勢を感じるトーク&ミニライブとなりました。 一般財団法人地域創造が実施する、地域における創造的で文化的な表現活動のための環境づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰する「地域創造大賞(総務大臣賞)」を、開館20周年の節目の年に受賞しました。受賞理由は「大胆な組織改革によりサービスや事業を改善。三重ジュニア管弦楽団、ワンコインコンサート、注目の若手劇団の滞在型公演『Mゲキ!!!!!セレクション』、U25を対象とした『ミエ・ユース演劇ラボ』、アートと教育をつなぐ研修『ミエ・アート・ラボ』など活力ある運営を実現した」ことが評価されました。三重県総合文化センター開館20周年平成26年度地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞6全体フレンテみえ三重県総合文化センター開館20周年地域リーダー養成講座「だれもが安心な避難所のために~防災・減災と男女共同参画~」情報コーナー リニューアル「フレンテまつり」×「HAPPY MEETS×ママまつり」2014in三重トピックス平成26年度Topics2014
元のページ ../index.html#9