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4年度©松原豊とびだせ!みえの絵本作家たち展絵本コンサート「そっと そおっと」種まきプロジェクト14令和地域連携の取り組み絵本をテーマにした取り組みMieMuのテーマ曲をつくろう県立図書館全体全貸出施設内への館内公衆無線LANサービス拡大異言語脱出ゲーム「異言語空間への招待状」(コネクトそうぶん)東京デスロック「再生」劇団+現地バージョンツアーデートDVファシリテーター養成講座女性の臨床心理士による女性のための心理相談男性講座「現在(いま)を生きる『男』のための処方箋」館内照明LED化文化会館フレンテみえトピックス 四日市市にある子どもの本専門店「メリーゴーランド」は、絵本作家輩出を目指した絵本塾の取り組み等で、全国的に知られるお店です。2011年には文化会館とタッグを組み、メリーゴーランド絵本塾出身作家に加え、応援団長にあべ弘士さんを迎え、初めて「とびだせ!みえの絵本作家たち展」を開催しました。 そして2022年7月にはコロナ禍で2年延期となった2回目の絵本展を開催しました。大迫力のスズキコージ作品展、台湾の夜市をイメージした絵本作家による屋台村で連日にぎわいました。関連企画ではスズキコージさんのライブペインティングをはじめ、第七劇場の芝居小屋や絵本作家のワークショップも大盛況でした。 また、絵本展のプレ企画として、絵本:子どもの本専門店メリーゴーランド、動画作成・演出・朗読:第七劇場、音楽:ピアニスト・新居由佳梨による、オリジナルプロデュースの絵本コンサート「そっと そおっと」を初演しました。0歳から入場可能、フルフラット座席、3面巨大スクリーンなど工夫満載の仕掛けで、絵本も今回用に描き下ろしてもらいました。子どもたちがゴロっと寝転んだり、保護者の周りを走り回ったりしながら、大画面の絵本コンサートをからだ中で浴びる光景が印象的でした。 コロナ禍で講座をオンラインで配信する取り組みが進みましたが、講座などに参加し、学びを通じて人とのつながりを築いていくことも大切です。そこで、生涯学習センターでは、オンライン配信を活用して、市町と連携しながら津市から離れた地域の皆さんが地元の公民館などで講座を受講できるサテライト会場を設けました。サテライト会場は、2022年度に試行的に伊賀市、名張市の2市で、2023年度は川越町、伊勢市、志摩市の3市町で実施し、好評の声をいただいています。フレンテみえでも「男性講座」で伊勢市、伊賀市、東員町の3カ所のサテライト会場でライブ配信を開催しました。 また、フレンテみえの「種まきプロジェクト」では、四日市市で自治体と民間の共同プロジェクトの現地視察、鈴鹿市では現職市議会議員との懇談等、地域の要望にあわせた連携プログラムを実施しました。市町の担当者も一緒にワークに参加しスキルアップにもつながっています。新型コロナウイルス感染症の影響による主催事業中止・延期:2件 文化交流ゾーンで連携して、従来からあるような企画展に合わせて舞台芸術公演をする形式ではなく、未来に残るソフトコンテンツを創る企画に挑戦しました。テーマ曲を一緒に創る公募には20人のMieMuが大好きな子どもたちが集まり、‘妙ージカル’で人気の劇団「FUKAIPRODUCE羽衣」の指導の下で素敵な振付と曲が完成しました。MieMu芝生広場の野外発表には80人、小ホール劇場発表には132人が来場しました。野外版と劇場版の発表映像はYouTube等を通じて発信しています。また2023年4月からMieMuの開館・閉館時のアナウンス音源としてもこのテーマ曲が流れています。三重県文化会館三重県文化会館Topics2022

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