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異言語脱出ゲーム「異言語空間への招待状」目できく!?カラダでしゃべる!?こどものためのパントマイムワークショップ(講師:いいむろなおき)謎解きゲーム「ジェンダー城のナゾ」令和3年度13 「コネクトそうぶん」は、そうぶんと地域の皆さんを「つなげる」、様々な分野の方々と「つながる」ことを目指して2020年に生まれた新たなプロジェクトです。普段の業務の垣根を越え、各部署から集まったメンバーが活動しています。2021年は、コロナ禍で体験機会が減ってしまった子どもたちに向け、マスクを付けていても身体と表情を使って楽しめるパントマイムワークショップなどを実施しました。2022年以降は、ろう文化や手話をテーマにした子ども向けイベントの実施や、外国の方や子どもまで幅広く楽しめる「やさしい日本語」を活用した落語公演、障がいのある方も一緒に楽しめる鑑賞サポート付のバリアフリー演劇公演などを行いました。その他、コミュニケーション支援ボードやUDトーク(コミュニケーション支援・会話の見える化アプリ)等の整備活用なども進めています。これからも多くの方とそうぶんの「つながり」を生み出せるよう、様々な活動を実践していきます。 人が集まることが避けられたコロナ禍に注目されたのがZoomなどを使ったオンラインイベント。一方で快適な通信品質、通信速度を確保するための光回線工事は、事前調査や通信会社との契約などお客様で煩雑な対応が必要で、その都度高額な工事費用も発生していました。 施設利用サービスセンターでは、これをチャンスと捉え、おまかせサービスの新たなメニューとして、「光高速通信サービス」を開始しました。あえて利用率の低かったレセプションルーム、視聴覚室、特別会議室に光回線を敷設し、有料でご利用いただけるようにしました。サービスを開始した2022年度で、利用回数77回、おまかせサービス全体収入の20%を占めるスマッシュヒットとなり、顧客満足度の向上と収益化向上を両立したサービスとなりました。 事業部門でもオンラインを活用し、全国に発信する取り組みを行いました。フレンテみえで毎年6月に開催していた「フレンテまつり」もオンラインで開催。登録団体(現パートナーグループ)の活動を紹介する動画や、子どもも楽しく男女共同参画を学べる謎解きゲーム「ジェンダー城のナゾ!」には、2,400名を超える参加がありました。職員が企画からプログラミングまですべて行ったこの取り組みが全国でも評価され、第十六回全国女性会館協議会の事業企画大賞において奨励賞を受賞しました。 また、2022年3月にはフレンテみえの絵本「みっちときりー」を発刊しました。デジタルブックを特設サイトに公開したところ県外からも多くの反響があり、寄せられた感想や絵を特設サイトに掲載しました。また、感想を送ってくれた方たちに絵本をプレゼントする取り組みも続けています(2024年現在)。絵本は、県内の学校や保育施設等に幅広く配布しただけではなく、現在も県外を中心に多くの購入希望をいただいており、ジェンダーや自分らしさを考える教材として活用いただいています。2022年度には、学校や保育施設等での活用事例をまとめた「令和4年度調査研究事業 フレンテみえの絵本『みっちときりー』就学前施設・小学校での実践事例報告」を発刊しました。新型コロナウイルス感染症の影響による主催事業中止・延期:30件部門横断プロジェクト「コネクトそうぶん」が始まるコロナ禍で始まったオンラインの取り組み全体文化会館生涯学習センターフレンテみえ県立図書館「M祭!」にかわり「アソボ・マナボ・タノシソウブン」が始まる文化会館棟のトイレを全面洋式化にリニューアル新日本フィル29市町巡回事業開始主催講座のオンライン配信「ビバ!NIPPON!」(若者を対象とする講座)シリーズみえにじいろ相談 SNS相談新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休館:8月27日~9月30日三重県立図書館改革実行計画「だれにも図書館」開始2021

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