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9 ©松原豊©松原豊カナエリア平成29年度OiBokkeShi ×三重県文化会館 〝介護を楽しむ″〝明るく老いる″アートプロジェクト「そうぶんの竹あかり」が日本庭園で始まる「人・まち・セミナー」「ジョイントセミナー」始まる全体文化会館フレンテみえ県立図書館「老いたら遊ぼう!老人ハイスクール」2018年12月22日(土)・23日(日)三重県文化会館小ホール「老人ハイスクールDX」2019年9月28日(土)・29日(日)三重県文化会館小ホール【公演記録】老いのプレーパーク出張公演inいなべ市「あたらしい生活シアター」2021年1月17日(日)いなべ市北勢市民会館さくらホール出張公演in尾鷲市「あたらしい生活シアター」2022年5月8日(日)尾鷲市中央公民館3階講堂出張公演in名張市「あたらしい生活シアター」2022年11月27日(日)名張市adsホール岡山・三重ツアー「老人ハイスクール」「いざゆかん」2024年3月3日(日)岡山芸術創造劇場ハレノワ小劇場岡山・三重ツアー「老人ハイスクール」「いざゆかん」2024年3月9日(土)・10日(日)三重県文化会館小ホール新規貸出施設(4階小研修室2)総文レコーディング・アーティストシリーズ ピアノデュオ ドゥオール(共催)三重ジュニア管弦楽団 答志島出張演奏会多様な性と生活についてのアンケート調査ファンファーレ事業 海野つなみ×ドラマ「逃げ恥」プロデューサー トークセッション「逃げるは恥だが役に立つ~さまざまな幸せのカタチ」LGBT電話相談(現みえにじいろ相談)パスファインダー(調べ方案内)配布開始コミュニケーション支援ボード設置三重県文化会館三重県生涯学習センター 俳優・介護福祉士の菅原直樹さんとともにこのプロジェクトをはじめました。三重県のさまざまな市町や病院、学校に訪問して体験講座をしたり、老いに興味を持つ皆さんと「老いのプレーパーク」という集団をつくったりと、「えんげきで超高齢社会を豊かに」を合言葉にした、劇場が社会課題と向き合う初めての本格的なプロジェクトでした。 定年退職したシニア、理学療法士、介護真っ最中の主婦や親子で参加のメンバーまで、19歳~90歳(結成当時)の個性豊かな22人がつくった集団「老いのプレーパーク」は、2018年12月に初舞台となる作品「老いたら遊ぼう!老人ハイスクール」を上演しました。発表公演のロビーでは棺桶体験や遺影撮影なども行い、会場はシニア層と多様な世代の来場者が笑顔で交流し、いまだかつて経験したことのない熱気に包まれました。 当初3年間の予定だったこのプロジェクトは、全国的に大きな反響を呼んだことから継続が決定し、その後は1年1市町と共催で体験講座と巡回公演を開催する形式へと変化を遂げ、2024年には初の県外公演となる三重・岡山2都市ツアーを果たしました。 東日本大震災以降、途絶えていたイルミネーションの代わりとなるイベントを模索する中、「竹あかり」を使った空間演出を手がけている川渕皓平さん(canaarea代表・伊賀市在住)と出逢い、フレンテ棟裏側の日本庭園で紅葉と竹あかりを楽しめる「そうぶんの竹あかり」が2017年にスタートしました。 2020年、新型コロナウイルス感染症拡大を機に、会場をより広い「祝祭広場」に移動。多くのイベントが中止となり人影がまばらだったそうぶんに、あたたかな灯りがともりました。コロナ禍以降も祝祭広場にて開催し、多くの来場者に楽しまれています。 講座の参加者に「どのような事を学びたいか」とお聞きすると、「もっと県内の人やものについて知りたい」との声をいただきます。また、各地域で地域課題の解決を担う人材の育成が求められています。こうしたなかで、2017年に始まったのが、三重で輝いている人やまちにスポットをあて、地域を知り、まちづくりに活躍できる人材の育成や市町の再発見等を目指した「人・まち・セミナー」と、県内の様々な施設・企業・団体と生涯学習センターがジョイントし、それぞれが持つ「学び」を提供していくことを目的とした「ジョイントセミナー」です。「人・まち・セミナー」では、市町からの希望テーマで、地域の課題解決を担う人材育成を目的とした講座をアウトリーチで実施しています。また、「ジョイントセミナー」は、身近な企業や団体でも、知っているつもりで実は知らなかったという目からうろこの講座として親しまれています。2017

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