学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「太鼓ワークショップ」

開催日時
2017年5月23日(火曜日)10時50分から15時30分まで、5月24日(水曜日)10時50分から12時25分まで
開催場所
津市立一志東小学校
講師
和太鼓奏者 服部博之さん
参加児童数
6年生66名
体験の様子

津市立一志東小学校6年生の皆さんに太鼓のプログラムを届けてきました。
この学校では6年生は1年間をかけて太鼓に取り組み、講師から学校へ贈られた曲「KANSYA」を、運動会や卒業式などの学校行事や、地域の催しなどで披露しています。
今年はその6年目。子どもたちにとっては自分たちが入学した時に始まったこの取り組みへの挑戦の年です。

体験の様子
子どもたちは講師との初めての出会いに期待を持ちながらも少し緊張している様子です。まずは300回ジャンプと準備運動で体と気持ちをほぐしてから、太鼓の前に立った子どもたちは、講師から「思い切り、自由に叩いて」と言われ、最初は少しとまどっているようでしたが、講師に促されて次第に表情が柔らかくなり、思い切り太鼓を楽しんでいる様子がうかがえました。


体験の様子
そして構え方や、打ち方の基本を学びます。子どもたちはこの体験の前からすでに太鼓に取り組んでいますが、講師と一緒にあらためて基礎をしっかり見直すと、さらに鋭い音が出るようになってきました。
さらに「16回叩いて止める」という課題を与えられると表情は真剣そのものに。続く講師とのコラボレーションでは太鼓の楽しさを存分に感じている様子でした。

体験の様子
最後は講師からいろいろな太鼓やばちの紹介があり、短い演奏も披露しました。そして、これから1年間の取り組みについてもお話があり、子どもたちは真剣な表情で聴いていました。講師と初めて出会い、気持ちを新たにした子どもたちの取り組みはこれからも続きます。 

☆プログラム内容

  1. 準備運動
  2. 自由に太鼓をたたく
  3. 正しい構え・打ち方の基本
  4. リズム練習・講師との合奏
  5. 様々な太鼓・撥の紹介

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 今日の太鼓の授業で、太鼓って全力でやるものだと思っていたけど、全力で楽しくやるものだっていうのがわかったし、何より太鼓の楽しさに気づきました。
  • 仲間の大切さにも気づきました。「一人より、全員でたたいたほうがいい」と思います。
  • 楽しみながらも真剣にするところはちゃんとしていて、がちがちし過ぎでもないから楽しく練習ができました。
  • 服部さんのたたき方は本当にすごかったです。音も心が動かされるような音ですごくきれいでした。
  • 表情が生き生きしていました。笑顔がありひきこまれているようでした。(先生)
  • いつも以上に真剣に、かつ楽しんで取り組んでいた。児童と教師の両方から見てもすごく効果が得られた。(先生)