学校向け文化体験プログラム
ことばを楽しむ「伝わる話し方」

開催日
2017年5月25日(木曜日)
開催時間
10時35分から12時15分まで
開催場所
大紀町立大紀小学校
講師
アナウンサー 山上和美さん
参加児童数
3年生14名、4年生15名

大紀町立大紀小学校の3・4年生の皆さんに、「伝わる話し方」の体験授業を届けてきました。

初めにアナウンサーの講師から普段のお仕事について紹介すると、子どもたちは興味津々です。今回の授業では、大勢の前で自分の気持ちを伝えることを目標に、子どもたちが事前に用意してきた「自分の好きなこと、好きなもの」をテーマに発表します。発表を前に、「どうしたら伝わるか」「どうやって話すとよさそうか」みんなで考えてみました。すると、わかっているけど、普段はやっていない色々なことに気づきました。

 

続いて、鏡を使って発声や表情、姿勢などを練習しました。これらを普段から意識すること、そして伝えたいという気持ちが大切であること、また回数を重ねて人前に立つことで自信がもてるようになるなど、気持ちの面にも触れて教わりました。
身につくのは、まずはやってみること!
いよいよ、発表です。
自分のタイミングで手を挙げ、前に出て発表します。初めは恥ずかしがっていた子も、講師や先生、みんなの応援に勇気をもらって一生懸命に伝えようと頑張っていました。
発表を終え、講師が「緊張したけど嫌じゃなかった人?」と尋ねると、全員が手を挙げ、「またやりたーい」と聞こえてきました。

  

最後に、ニュース原稿を読む体験に入ると、「やったー」と歓声があがりました。先ずは、講師が普段に行っている早口言葉をみんなで繰り返して、お口の準備体操をしました。そして、講師が用意した大紀町にまつわるニュース原稿にたくさんの子どもたちが挑戦しました。3年生も4年生に負けずと手を挙げ、「挑戦してみる?」との講師の呼びかけに難しい原稿のほうをチャレンジする子もいました。
普段から意識することが大事ですよと最後にも繰り返し話され、これから人前で話すことが楽しくなるといいなと思いますと締めくくられました。

☆プログラム内容

  1. アナウンサーの仕事について
  2. 伝えるために大切なこと
  3. 「自分の好きなこと、好きなもの」をみんなの前で発表
  4. ニュース原稿を読む、早口言葉

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • ぼくもアナウンサーになりたいです。そのために、まいにちの音読をがんばってやります。
  • アナウンサーになりたくなりました。ちかくの家の人にあったら口をしっかりあけてあいさつしたいです。
  • かずみ先生にいろんなことを教えてもらったので、はっぴょうがちょっとらくになりました。みんなにつたわってくれたらうれしいです。はっぴょうがんばります。
  • きんちょうしたけど回数をかさねたら大丈夫と教えてもらいました。だから回数をかさねてきんちょうをなくしたいです。
  • すごくたのしかったです。またこんな日があったらいいなと思いました。
  • 楽しそうに話を聞いているのが印象的でした。終わった後、口の大きさを意識している姿がありました。(先生)