三重のまなび2017「楽楽歌舞伎塾 ―歌舞伎の楽しみ方―」事業報告

開催日
2017年6月3日(土曜日)
開催場所
三重県総合文化センター 三重県男女共同参画センター 多目的ホール
開催時間
14時00分から16時00分
講師
葛西 聖司さん(古典芸能解説者)
参加人数
159人
参加費
1,000円
共催
三重県文化会館
葛西さん

毎年、三重県文化会館で開催されている松竹大歌舞伎三重公演にあわせて、“歌舞伎を楽しく気楽に学ぼう!”という企画としてこの『楽楽歌舞伎塾』が始まってから、葛西さんを講師にお迎えして今年で14年目を迎えました。
今年の演目『猩々(しょうじょう』、『八代目中村芝翫・四代目中村橋之助・三代目中村福之助襲名披露口上』、『熊谷陣屋』の、それぞれの見どころ、聴きどころを様々な角度から解説してくださいました。
役者を見るだけでなく、バックで流れるお囃子を聴いて意味を理解することや、物語の結果を知ってから観劇することなど様々なポイントを話されました。

会場の様子

講演は、舞台の上からではなく、会場中を歩き回りながら、時には一人ひとりのお客様に話しかける「葛西スタイル」で進められました。
ユーモアがあり、古典芸能に精通した葛西さんならではのお話に会場中は魅了され、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。

参加者の声

  • 大変良かった。初めて歌舞伎を見る予習として参加しましたが、歌舞伎の魅力にはまりそうです。9月も楽しみです。
  • 最後までよくわかる内容でした。何度も見ている場面でも涙が出てきました。ありがとうございました。
  • 葛西先生の歯切れの良い話しぶりに引き込まれて、歌舞伎の楽しみ方見方を楽楽勉強でしました。ありがとうございました。