学校向け文化体験プログラム
特別プログラム ほんものの落語で笑おう!!「桂文我の学校寄席」

開催日
2017年2月8日(水曜日)/9日(木曜日)
開催場所
紀北町立上里小学校/熊野市立木本小学校
講師
落語家 桂 文我さん
参加児童数
全学年47名/全学年95名
小学生を対象に様々な文化・芸術・科学などの体験授業を届けている文化体験パートナーシップ活動推進事業。今回は特別プログラムとして東紀州の小学校を対象に、文化体験では初めての「落語」のプログラムを行いました。講師は子ども向け落語会『おやこ寄席』を各地で開催し大好評を得ている松阪市出身の落語家、桂文我さんです。

子ども達は会場に入ってくると本格的に作られた舞台にびっくり。普段使っていた教室が本物の寄席のような雰囲気です。
プログラムは落語の解説から始まりました。「落語はたくさんの登場人物を一人で演じ分けるんだよ。」と丁稚、主人、その妻、そのおばあさん…と、どんどん増えていく登場人物を文我さんが実演すると子ども達は驚きながらもその可笑しさについ笑ってしまいます。他にも扇子をお箸に見たててうどんをすすったり、手ぬぐいを本に見たてて読む仕草に子ども達は興味津々な様子でした。
そして落語が始まると子ども達は文我さんのお噺にくぎづけです。ほとんどの子にとって初めて聴く本物の落語でしたが、みんなおなかを抱えて大笑いしていました。あっという間の楽しい落語の時間が終わると子どもたちからは大きな拍手が送られました。
子ども達はプログラムの後も文我さんのしぐさをまねしたり、お噺で出てきた言葉遊びをやってみたりして、すっかり落語ファンになったようです。
プログラムの様子

紀北町立上里小学校
2月8日(水曜日)
13時00分から13時45分まで

☆プログラム内容

1、落語の解説
2、『平林』
3、『権兵衛狸』
プログラムの様子
熊野市立木本小学校
2月9日(木曜日)
13時40分から14時25分まで

☆プログラム内容
1、落語の解説
2、『しの字丁稚』
3、『四人癖』
4、『ん廻し』

参加者の声

  • とてもおもしろかったのでまたきてください。たのしかったです。(上里小・1年生)
  • ほんものの落語家さんをはじめて見てうれしかった。(上里小・4年生)
  • テレビで落語を見ているよりも、とてもおもしろかったです。わたしは落語をみて勉強になったし、落語が大好きになりました。(上里小・5年生)
  • ふだん笑わない人がとても笑っていました。わたしが見たかぎりだと先生やせいとが全員笑っていて、落語の人はすごいなーと思いました。45分という時間があっというまにすぎていきました。(上里小・6年生)
  • 本当に楽しそうにとびはねて喜んでいたのが印象的でした。翌日もたくさん話をしていたので、子ども達の心にすごく残っているようでした。(上里小・先生)
  • おじさんが出てくるらくごが一番おもしろかったです。またこれを聞きたいけど、ちがうやつもききたいのでまたきてください。(木本小・2年生)
  • とてもえんぎが上手で、ほんとうにだれかとしゃべっているみたいで、すごかったです。とても笑いました。また、ぶんがさんの落語が見たいと思いました。(木本小・5年生)
  • 初めて落語を聞いて、落語ってけっこう面白い!とおもいました。図書室に行ったら、すごいセッティングで本当の落語をする場所みたいで、ここが図書室!?って思いました。(木本小・6年生)
  • もっとかたくるしい感じだと思っていたけれど、観客にとてもフレンドリーでぜんぜん違って楽しかったです。落語自体とてもおもしろくて、ほかにも、豆知識もあって、すごく楽しめました。(木本小・6年生)
  • 図書室に入るときは少し緊張し、わくわく感もあり、落ち着きがありませんでしたが、文我さんの世界にあっという間に入り込み、「えっ!?もう終わりなの?」というぐらい集中し、楽しんでいました。教室に戻ってからも「し」は言わない!!と子どもたちで楽しんでいました。(木本小・先生)