学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
2016年12月13日(火曜日)
開催時間
9時00分から12時20分まで
開催場所
三重大学教育学部附属小学校
講師
三重県三曲協会 菅生三千代さん ほか
参加児童数
5年生 92名
授業の様子
三重大学教育学部附属小学校5年生のみなさんに邦楽の授業を届けてきました。
授業の初めに、講師からお箏や譜面の読み方を教わり、さっそくお箏にふれてみます。今日子どもたちが挑戦する曲は「さくら」です。二人一組で交代で練習します。
子どもたちは最初は「むずかしい!」などと言っていましたが、だんだん弾けるようになってくると、どんどんお箏の世界にのめり込んでいきました。


授業の様子
ひととおり弾けるようになってきたところで講師による「春の海」の演奏を鑑賞します。子どもたちは講師の指の動きに注目しながらじっくりと聴き入りました。演奏の後、この曲で使われている尺八についても教わりました。
最後は「さくら」の合奏です。講師の伴奏に合わせて繰り返し演奏します。うまく弾けると待っている子どもたちから自然に拍手が沸き起こり、とてもうれしそうな顔をしていたのが印象的でした。
授業の様子
授業の様子

☆プログラム内容

  1. お箏についてのお話(各部の名称・座り方など)
  2. 課題曲『さくら』の練習
  3. 講師による模範演奏『春の海』の鑑賞
  4. 『さくら』の合奏

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 最初お箏をひいたときはすごくむずかしくて、ぜんぜん音が出なかったけど、先生に教えてもらったようにすると、きれいな音が出て感動しました。
  • 本格的に練習してひいてみると、地獄から天国に行ったように、つかれがふきとぶほどきれいな音色が出て楽しかったです。
  • 先生が春の海をひいたとき、人差し指、中指も器用につかっていたので、ぼくもああいう風にひいてみたい!!
  • 今、すっごく春の海がひいてみたいです。白鳥が水をパチャパチャしているところが特にすごくお気に入りの部分です。きっとむずかしいと思うけどやってみたいと思いました。
  • 一生懸命取り組む姿が見られました。ペア同士、教え合う姿もありました。授業が終わってからも、箏を演奏していたり、「楽しかった」と感想を言いに来る子や、「おばあちゃんちに箏があるからやってみよう」と言っている子もいたりしました。(先生)