みえミュージアムセミナー 桑名市博物館「祭礼の美ー石取祭と祇園祭ー」の事業報告

開催日
2016年11月30日(水曜日)
開催場所
三重県生涯学習センター3階 まなびぃ場情報コーナー「みるシル」
開催時間
13時30分から15時00分
講師
久保田 恵友さん(桑名市総務部文化課 学芸員)
参加人数
66人
参加費
無料
久保田講師

桑名市博物館で開催されている特別展「祭礼の美~石取祭と祇園祭~」にあわせて、担当学芸員の久保田さんにご講演いただきました。
講演の冒頭、講師の久保田さんより「今日は、エチオピアでユネスコ無形文化遺産登録についての審議が行われており、石取祭にとって記念すべき日になるかもしれません」というお話しがありました。
講演は、ユネスコ無形文化遺産とは?という説明から始まり、全国の山・鉾・屋台行事や祭礼のこと、今回の展示の、第一幕:石取染織の世界、第二幕:京都祇園祭の展示、第三幕:全国山車絵幕、終幕:桑名市内祭礼の展示についてそれぞれに詳しく解説されました。

講座の様子

講演後には、参加者の方の地元の祭りに関連した質問も多くあり、関心の深さがうかがわれました。

※12月1日に、「桑名石取祭の祭車行事」を含む「山・鉾・屋台行事」はユネスコ無形文化遺産登録決定の発表がありました。

参加者の声

  • 専門的な話の後に要約して説明があってわかりやすかった。とてもおもしろく聞けました。
  • 山車の由来や関連する幕等の内容が良く解った。
  • 祭車装飾の参考とさせていただきます。知らない事もあったので、参考となりました。
  • ユネスコの登録についてもわかり、良かったです。博物館で見るのを楽しみにしています。