「蓄音機の王様クレデンザで聴く 巨匠の音楽」の事業報告
今回のまなびぃすとセミナーは蓄音機の王様と称されるクレデンザを使い指揮者3大巨匠をテーマに蓄音機鑑賞会を開催しました。
最も完成度の高い蓄音機と言われる名機クレデンザは、1925年にアメリカから世に渡り、当時から大変貴重な存在でした。90年近く経た今なお当時のそのままの美しい音に、参加者の皆さんは大変驚かれていました。巨匠らの当時の貴重な音源がそのままSPレコードに録音され、現代のデジタルと違い電源を全く使わず自然の摩擦音だけで奏でる、どこか懐かしくやわらかいクレデンザの音色に、みなさん大変魅了されたようです。また、講師からラッパ型の蓄音機や、蓄音機との出会いや魅力について話され、みなさん芸術の秋を充分に堪能したようです。
●プログラム●
1 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
1 ワルツ「スケーターズワルツ」
2 歌劇「セヴィリァの理髪師」序曲
2 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
1「ブランデンブルグ協奏曲第3番ト長調
3 ブルーノ・ワルター指揮
1「交響曲第100番 軍隊」
2「ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466」
- 普段できない貴重な体験をありがとうございました。蓄音機の音はテレビや映画の中でしか、聴いたことが無かったので、直接聴くことができ、あたたかな音が心地よかったです。
- 終戦前の三大巨匠指揮は風格ある音だと思った。素晴らしい音に感動しました。名機クレデンザで聴かせていただける機会に恵まれ感謝いたします。
- 珍しい蓄音機を見せて頂くことができ、大変楽しかったです。音も味わい深くてゆったりとした気分になりました。ありがとうございました。