学校向け文化体験プログラム 科学で遊ぼう!
サイエンス講座「サイエンス系授業『ハッピーメガネで幸せになろう』」

開催日
2017年1月21日(土曜日)
開催時間
9時40分から11時30分まで
開催場所
鈴鹿市立桜島小学校
講師
科学サークル大黒屋  伊藤 仁 さん
参加児童
4年生116名

鈴鹿市立桜島小学校4年生の皆さんにサイエンスの授業を届けてきました。
まずは講師から虹についてのお話。「どんなところで見たことがありますか?」との問いに子どもたちは一斉に手を挙げます「プールで!」「庭で水をまいた時!」「DVD!」「シャボン玉!」など次から次に発言していました。
次はガラスの粉が表面に吹き付けられている黒い紙を壁に貼り、光を当て虹を観察します。子どもたちはまん丸の虹を近づいたり離れたりしながら順番に観察していました。

「いつも見る虹は真ん丸なのに…」そんな子どもたちの疑問に、講師は傘とボールを使って答えます。実は、地面から下の部分は隠れているから、私たちが見る虹は半円なのです。

かけると幸せになれるという「ハッピーメガネ」にレンズとなるフィルムを貼って、光の実験のスタートです。
マッチの火、クリスマスの電飾、LEDライトなど、いろいろな光をメガネを通して観察します。

光が灯るたび「わあーっ!!」「すごいっ!!」とハッピーな歓声が上がり、手をたたいている子どももいます。また、「虫はどちらの色の光が好きか」の問いにも、「コンビニで見たことがあるから」など、一生懸命考えながら発表します。

最後の質問コーナーでは「ハッピーメガネで花火を見るとどうなりますか」「つららに光をあててみたら虹が見えますか」など、時間が過ぎても子どもたちの手は挙がり続けていました。プログラムを通じて、新しいまなびの種が生まれたようでした。

☆プログラム

  1. 虹の実験
  2. ハッピーメガネの工作
  3. 光の実験

文化体験パートナーシップ活動推進事業



参加者の声

  • 「私たちの日じょうには、にじがたくさんあるんだな」と思いました。
  • <家でいろんな光を見たけっか>・ストーブ(でんき)⇒ぜんぶの光がみじかかった。・かいちゅうでんとう⇒きいろがなかった。・けいたいの光⇒とてもながくてぜん色あった。
  • 時間をわすれてしまうぐらい楽しかったです。
  • おかあさんのたんじょう日にハッピーメガネをかけてもらおうと思います。
  • ハッピーメガネ、家でつかったらテレビが分身してました。
  • ハッピーメガネをかけてプロジェクションマッピングを見てみたいです。
  • 理科が苦手だった子も楽しそうにしていて、見ているこちらもうれしくなりました。(先生)