学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
2016年6月16日(木曜日)
開催時間
10時40分から15時20分まで
開催場所
大台町立宮川小学校
講師
三重県三曲協会 田中 はるみ さん ほか
参加児童
4から6年生 計48名

大台町宮川小学校4~6年生の皆さんにお箏の授業を届けてきました。

まず、講師陣による模範演奏『春の海』を鑑賞しました。はじめて聴く生演奏に皆さん正座をして真剣な表情です。
次は実践です。お箏の爪合わせの後、座り方や音の出し方をひとつひとつ丁寧に習い、『さくら』の練習です。「思ったよりもむずかしい」「なんで箏の左は使わんのやろ」などと言いながら、爪の運び方について質問をする子どももいました。

はじめは弱々しかった音も練習するにつれ、はっきりとした音が響くようになりました。休憩を早々に切り上げ、練習へ戻る子どもも多く見られました。講師の「1人で弾いてみたい人?」の声にも次々と手が挙がりました。1人が演奏する間、他の子どもたちは歌で応援します。「1人で弾けるなんてすごい!勇気があります」とほめられてうれしそうです。そして『さくら』の合奏へ。自分で演奏する箏の響きに「できた!」という達成感を得られたようでした。
そして、尺八の演奏体験です。「首振り三年ころ八年」と言われるほど難しいそうで、なかなか音は出ませんでしたが、2つの日本の楽器を体験する盛りだくさんのプログラムとなりました。

☆プログラム

  1. 講師の模範演奏の鑑賞『春の海』
  2. 爪合わせ→演奏体験『さくら』
  3. 合奏『さくら』
  4. 尺八の演奏体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • お箏の「ポロン」「ポロローン」などの音がきれいだと思いました。(4年生)
  • 最初の演奏(「春の海」)はとてもすごいと思いました。さすが名人と思いました。(5年生)
  • お箏は「さくら」がひけるようになってうれしかったです。尺八は次は鳴らせるようにリベンジしたいです。(6年生)
  • 子どもたちへの声かけ、そしてこれまで努力されてきた年数など、子どもたちの気もちをひきつけていただけるお話がよかったです。(先生)