仲道郁代 クラシックの扉大作曲家のひみつ―ピアノの詩人ショパン―
日本を代表するピアニスト、仲道郁代。磨き抜かれた音で、美しいショパンの名曲をたっぷりお楽しみいただきます。ナビゲーターは、ヨーロッパの歴史・文化をおもしろく語ることで定評のある浦久俊彦。思わずへえ~と唸りたくなるような歴史エピソードやゲストとのユーモラスなトークも満載! クラシック音楽初心者のあなたもきっと楽しめる、おしゃれでちょっと知的な午後のひととき。 <聴く><観る><知る>が詰まった、これまでにない新感覚コンサート、いよいよスタートです!
基本情報
出演者
仲道郁代(ピアノ&トーク)
浦久俊彦(トーク&ナビゲーター)
曲目
・幻想即興曲作品66
・ノクターン『レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ』遺作
・12のエチュード作品10より『革命』『別れの曲』
・ポロネーズ第6番 作品53『英雄』 ほか
プロフィール
仲道郁代
桐朋学園大学1年在学中に、第51回日本音楽コンクール第1位、あわせて増沢賞を受賞。数々の国内外での受賞を経て、1987年にヨーロッパと日本で本格的な演奏活動をスタートさせた。古典からロマン派までの幅広いレパートリーを持ち、これまでに日本の主要オーケストラと共演した他、海外のオーケストラとの共演も数多く、人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして活動している。これまでにサラステ指揮フィンランド放響、マゼール指揮ピッツバーグ響、バイエルン放響及びフィルハーモニア管、小林研一郎指揮ハンガリー国立響、ズッカーマン指揮イギリス室内管(ECO)、ブルゴス指揮ベルリン放響、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルなどのソリストとして迎えられ高い評価を得ている。また、99年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001年にはサンクトペテルブルグ、ベルリン・フィルハーモニーホールでコンチェルト・デビューを果たしている。リサイタルも全国各地で開催しており、中でも「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」とレコーディングは、作品への真摯な取り組みと音楽性が高く評価され“ベートーヴェン弾き、仲道郁代”という評価を確固たるものとしている。近年は、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの各シリーズ企画、毎年恒例となったサントリーホールでのコンサートなどが好評を得ている。他にも、子どもたちに音楽との幸せな出会いをして欲しいとスタートした「星のどうぶつたち」「光のこどもたち」「不思議ボール」、各地の学校を訪問するアウトリーチ活動など、魅力的な内容とともに豊かな人間性がますます多くのファンを魅了している。レコーディングはソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと専属契約を結び、多数のCDをリリースしている。最新盤は「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」で、「レコード芸術」誌で特選盤に選ばれ、濱田滋郎氏より「現代のピアノによるモーツァルトの決定盤」と評された。著作には『ピアノの名器と名曲』、『ショパン 鍵盤のミステリー』『ベートーヴェン 鍵盤の宇宙』(ナツメ社刊)等がある。テレビ番組、新聞、雑誌、ラジオなどメディアへの出演も多く、音楽の素晴らしさを広く、深く伝える姿勢は多くの共感を集めている。
浦久俊彦
作家、文化芸術プロデューサー。パリで音楽学、歴史社会学、哲学を学ぶ。フランスを拠点に音楽を中心に、幅広く文化芸術プロデューサーとして活躍。帰国後、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、浦久俊彦事務所を設立。多彩な分野のアーティストのオリジナル企画を手がけるほか、一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事、公益財団法人日仏会館文化事業委員として、日本とヨーロッパの文化芸術交流にも力を注いでいる。著書に『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(新潮社)、『138億年の音楽史』(講談社)がある。
公式ホームページ:http://www.urahisa.com
詳細情報
日程 | 12月2日(土曜日) 14時00分開演 (13時30分開場) |
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上演予定時間 約100分 | |
料金 |
指定席
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チケット | 9月10日(日曜日) 10時より発売 |
仮設車椅子席優先予約 |
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クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館