三重県総合文化センター ブログ

社会見学:わくわく劇場体験ツアー「津市立川口小学校」

《開催日時》2022年11月8日(火曜日) 13時30分から15時00分まで
《会場》三重県総合文化センター 中ホール
《団体》津市立川口小学校 4年生
《内容》

津市立川口小学校のみなさんを社会見学プログラム「わくわく劇場体験ツアー」へご案内しました。
最初に、「舞台」とはどんな所なのかを、舞台機構を使ったショーを交えながら説明しました。その後、子どもたち皆で舞台上や音響、照明、舞台機構を操作する部屋をそれぞれ見て回り、プロのスタッフから舞台機構の動かし方や光や音が出る仕組みを教わりました。
ツアーの中では、機材に直接触れて体験する場面もあり、皆さん「初めて体験する事ばかり」と、とても驚いていましたが、積極的に劇場体験に参加し、楽しんでいただきました。

あの鉄の棒は何だろう?皆で触ってみよう!

わっ!眩しい! 幕の裏にこんなに沢山の照明があったんだ。

この光はどこから照らしているのかな?皆で探してみよう!

わーすごく大きな機械!この大きな機械はいったい何だろう?



参加者の声

(児童)
・色んな体験をさせてくれて、4年一の思い出だと思う。
・初めて触った所や、機械を触れて楽しかったし、びっくりしたことも沢山ありました。また、親と一緒に行きたいなと思いました。
・スポットライトの仕組みや音の仕組みを教えてもらい、今までどうなっているのかなと思っていたけれど、仕組みが分かって良かったです。

(先生)

・お仕事の内容も丁寧に教えていただき、また、子ども達が体験させていただける工夫を沢山していただいていたので有難かったです。

社会見学について

三重県総合文化センターでは、小学校中学年を対象とした社会見学を実施しております。
未来の利用者である子どもたちに、公共の施設でのマナーやルールの他、普段は入ることのできない施設の裏側や、そこで働く人々のさまざまな「仕事」について楽しく学んでいただけるコースをご用意しています。
詳細は、「社会見学・施設見学」ページをご覧ください。

取材ボランティアレポート「みんなでうたいましょうなつかしいメロディーを」

2019年以来3年ぶりに開催された大人気講座「みんなでうたいましょう なつかしいメロディーを」。感染症対策のため、例年より半数の定員でしたが、みんなで歌う喜びを味わう時となりました。

講師阪野徹さん

講師の阪野徹さん(三重県文化会館アドバイザー)は、詩の意味やその曲のエピソードを交えながら、歌いやすく美しい伴奏をしてくださいました。いくつかの曲にはフルートの音色も加わり、さらに音楽の世界が広がる華やかな空間になりました。

誰もが知っている「故郷」から始まって、春、夏、秋、冬と四季を感じる曲や、三重県児童福祉の歌「虹の橋」、外国民謡等々、バラエティに富んだ合計22曲を歌い、2時間があっという間に過ぎました。まだ記憶に新しい2020年度のNHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルになった古関裕而(こせきゆうじ)さんの曲も数曲歌いました。

私自身は知らない曲が多くあったのですが、他の参加者の方々の中には、楽譜を見ずにスクリーンに映された歌詞だけを見て歌っている方もおられました。古き良き歌を、まず自分自身が知り、次の世代にも継承していく必要性を感じました。

 

最後の2曲、「手のひらを太陽に」と「Believe」を歌いながら、私たち人間は1人では生きていけないこと、こうしてみんなで歌うことによって励まされ、強くなっていくのだと思いました。

参加者それぞれが心のうちに、なつかしさ、愛しさ、時に切なさを感じながら、過去や未来を思いながら、自らの声に希望を託して歌ったのではないでしょうか。これからも、私たちに寄り添い続けてくれる数々の歌を口ずさみながら、前を向いて生きていこうと思いました。

(取材ボランティア:小此内寧々

取材したイベント

三重のまなび2022 まなびぃすとセミナー みんなでうたいましょう なつかしいメロディーを
2022年10月19日(水曜日)13時30分から15時30分まで
講師 三重県文化会館アドバイザー 阪野徹

社会見学:わくわく劇場体験ツアー「津市立八ツ山小学校」

《開催日時》2022年10月13日(木曜日) 13時30分から15時00分まで
《会場》三重県総合文化センター 中ホール
《団体》津市立八ツ山小学校 3年生
《内容》

津市立八ツ山小学校のみなさんを社会見学プログラム「わくわく劇場体験ツアー」へご案内しました。はじめに客席で、舞台機構を使ったショーを観てもらった後、ショーの中でどんな仕掛けが使われているのか種明かしをしながら説明しました。
その後、子どもたちは舞台上で、動く床に乗ったり、ピンスポットに当たったりしました。後半は、音響、照明、ピンスポット、舞台機構を操作する部屋をそれぞれ見て回り、舞台スタッフから機構の動かし方を教わり、実際に操作体験もしました。間近で舞台スタッフが操作する様子を見学したり、自分の体よりも大きなピンスポットを操作したり、歓声を上げながら楽しんで参加していただきました。

 動いている人を狙って、上手にピンスポットを操っている様子
 白い幕に色が付いていたのは……あ、幕の後ろにこんな仕掛けがあったのか!

大迫という床機構に乗って、舞台の下まで下りてみよう!



参加者の声

(児童)
・ホールがすごく大きくておどろきました。音もリアルにさいげんしてあったので、すてきだと思いました。
・ホールにはいろんな、きかいや、しかけがあって、それをたいけんさせてもらったり、本当なら見せてもらえないところ  を見せてもらったりして、とっても楽しかったです!
・じめん(床)が回るところがたのしかったです。いろんなきかいがあって、おどろきました。

(先生)

・普段目に見えない場所をたくさん見せていただき、キャリア教育の視点においても児童にとっても大いに影響があったと思います。

社会見学について

三重県総合文化センターでは、小学校中学年を対象とした社会見学を実施しております。
未来の利用者である子どもたちに、公共の施設でのマナーやルールの他、普段は入ることのできない施設の裏側や、そこで働く人々のさまざまな「仕事」について楽しく学んでいただけるコースをご用意しています。
詳細は、「社会見学・施設見学」ページをご覧ください。

【事業報告】どくしょビンゴ!

開催期間:2022年8月4日から17日まで
場所:三重県立図書館 児童コーナー
参加者:幼児から小学生 86人


ビンゴの案内

いろんなテーマの本に触れてもらいたい、ということで作成したビンゴカードですが、期間中はたくさんの子どもたちがチャレンジしてくれました。それぞれ、本を探す機械を使ってお題の本を見つけたり、おうちの人と一緒に読んだりして楽しんでもらえました。景品のプレゼントや賞状も喜んで受け取ってくれました。

【事業報告】みんなの描いた絵で“自分らしさ”の森をつくろう〜フレンテみえの絵本「みっちときりー」の世界〜

開催日時:2022年8月21日(日曜日)1回目10時、2回目14時(各90分)
会場:三重県文化会館 第1ギャラリー
参加者:1回目4歳から7歳くらいまで16人、2回目7歳から9歳くらいまで15人
ファシリテーター:KYO
絵本読み聞かせ:なりかわちほ

フレンテみえが作成した絵本「みっちときりー」の作者KYOさんをファシリテーターに迎え、ワークショップを行いました。

まず始めはマインドフルネスワーク。KYOさんのお友達、「しずかちゃんベル」の音を聴くワークなどを行いました。子どもたちは耳を澄ませてベルの音に聴き入っていました。次は絵本の読み聞かせ。子どもたちと同じくらいのサイズの大きな絵本の登場に子どもたちもびっくり。読み聞かせ後は「おもしろかった〜!」という感想が聞こえてきました。

どんな作品ができるかな?
色々な材料、どれにしようかな?

そしてお待ちかねの作品を創る時間。今回のワークショップでは、絵の具やペンだけでなく、木材の削りカスや毛玉、葉っぱなどいろんな素材を用意。子どもたちはそんな素材を破ってみたり、音を聞いてみたり、いろんな素材をくっつけてみたり…様々な素材に触発されて浮かんだイメージを形にしていき、それぞれが描くイメージを自由に表現し、驚くほど面白い作品を作ってくれました。

 作品が完成した後は絵本の中のどの場面に登場させたいか子どもたちに決めてもらい、絵本の世界を再現したパネルに貼り付けていき、新しい「みっちときりー」の世界が出来上がりました。

参加者の声

  • 読み聞かせありがとうございました。自分らしくしたらいい。と思いました。(9歳)
  • 教えてくれた先生がたにたくさんのことを教えてもらいうれしいです。中にはお絵かきや難しいところもあったけど楽しかったです。(9歳)
  • いろんな具材で作ると、すごくきれいになるんだなと思いました。(7歳)

【事業報告】わくわく劇場体験ツアー

開催日時:8月17日(水曜日)1回目10時30分、2回目13時30分(各90分)
会場:三重県文化会館 中ホール
参加者:小学生 1回目13人、2回目12人

中ホールにて「劇場体験ツアー」を開催しました。

ツアーの前半では、まず客席で簡単に中ホールや舞台の説明を聞いた後、舞台機構のショーを見ていただきました。次に舞台上へ移動し、照明やバトンなどの吊物をより近くで見学。その後、音響・照明・舞台の各機構の操作室で操作の様子を見学したり、実際に操作の体験も行いました。体験を終え再び舞台上に戻ると、今度は床の機構を体験。舞台の地下(奈落)で床の大きな機械が動く様子を見た後、同じく床の機構を使って舞台上へ戻り、前半は終了です。

操作室を見学
舞台の地下へ

ツアー後半では「北風と太陽」の朗読劇をみんなで作り上げました。まず最初にプロのお手本を客席で見た後、くじで音響・照明・舞台の3チームに分かれて操作の練習を行いました。その後一度リハーサルを行い本番へ!本番終了後は、記録していた本番の映像を客席で鑑賞しました。

ツアーに朗読劇にと盛りだくさんの内容でしたが、前半の機構体験も、後半の朗読劇の体験も、皆さん積極的に操作したり質問してくれていたりと、終始楽しそうな様子が伺えました。

参加者の声

  • 見学以外にも体験したり物語をやったりすることができてよかったです。(5年生)
  • とても楽しかったし、この仕事をしようかなと思った。(6年生)
  • 最後の北風と太陽、おもしろかった。らいねんも、したかった。(4年生)

【事業報告】劇団うりんこ ベイビーシアター「MARIMO」

開催日時816日(火曜日)1回目11時、2回目14時
会場:三重県文化会館 小ホール
参加者:0歳から24か月までの子どもと親 1回目9組、2回目10組
上演:劇団うりんこ 演出:Jackie E.chang
文化庁統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)「JAPAN LIVE YELL project」

40年近い歴史をもつ児童劇団うりんことともに、0から24ヶ月の子どもとその家族のための、特別な劇場体験として実施しました。受付で赤ちゃんの様子をヒアリングし、徐々に劇場に慣れるよう、スタッフがゆったりと親子を誘導していきます。会場内は大人も寝転んで赤ちゃんと同じ目線で鑑賞。赤ちゃんたちも自由に動きながら、リラックスして楽しんでいました。

参加者の声

  • 自由に動き回れて、とてもすてきな体験ができました。子供がいつもと違って、積極的に前に出て興味を示してくれたので、新しい顔や行動が見れて、とても良かった!!(保護者)

  • 乳児が気軽に参加できるイベントが少ないので、このイベントがあってとてもよかった。授乳室やオムツ換えスペースの心配もなく、安心して参加できた。(保護者)

  • 父親として参加していたのは自分だけでしたので少しだけ不安でしたが、あまりこのようなイベントに子供と2人で参加したことがなかったので自分にも子供にも良い経験になりました。(保護者)

【事業報告】三重ジュニア管弦楽団 こどもオーケストラ教室

開催日時:2022年8月7日(日曜日)11時開演(60分)
会場:三重県文化会館中ホール
参加者:250名
出演:三重ジュニア管弦楽団

毎年恒例のジュニア管弦楽団こどもオーケストラ教室。

ドキドキの指揮者体験

小さなお子様も1時間飽きずに鑑賞できるよう、馴染みある曲を選曲し、指揮者体験や楽器紹介コーナーを設け、ただ聴くだけにならないよう内容を工夫し開催しました。

想定外のアンコールをいただくなど、会場の反応も大変良く、最後まで楽しんでいる様子がうかがえました。

参加者の声

  • とても素敵な演奏をありがとうございました。こどもたち輝いていますね。パワーをもらいました!!
  • オーケストラの音色が生できけて、楽しかった。指揮者が体験(2人目です)ができ、オーケストラの皆さんがあわせてくれて、うれしかったです。指揮者体験、すごく楽しかったです。
  • いろんな音がかさなってきれいだった。わたしも入ってみたいです。楽しくてじかんがあっというまでした。みんながんばっていてとってもきれいでした。

【事業報告】異言語脱出ゲーム「異言語空間への招待状」

開催日時:2022年8月7日(日曜日)/1回目10時、2回目10時30分、3回目11時、4回目13時、5回目13時30分、6回目14時、7回目14時30分
会場:三重県男女共同参画センターフレンテみえ内各所
参加者:小学生 1回目13人、2回目10人、3回目5人、4回目10人、5回目11人、6回目10人、7回目6人
制作:一般社団法人異言語Lab.(いげんごラボ)

手話・筆談・身振りを使って、ろう者と積極的にコミュニケーションをとりながら謎を解いて行く新感覚の脱出ゲームを開催しました。

子どもたちはまず、はじまりの広場(多目的ホール)で、ろう者から手話のレクチャーを受けたあと、配られたゲームブックと地図・指文字表を手に、建物内にちりばめられた謎を解きに繰り出していきます。レクチャーで覚えた手話を使って行う、ろう者とのコミュニケーションから得られる情報等をもとにして、どんどん謎を解き進め、脱出(ゴール)を目指していきます。

最初の方こそ少し恥ずかしがっていた子たちも、覚えたての手話を使いながら謎を解き進めており、成功して帰るころには喜んで覚えた手話を使っているような様子が見られました。

出題されたナゾに挑戦
金庫は空くかな?

参加者の声

  • しゅわをはじめてつかってみてたのしかったです。(1年生)
  • いろんな人と手話で会話できて楽しかったです。いろんな手話がしれてうれしかったです。(4年生)
  • もういっかいしゅわのなぞときの、ちがうなぞときをやりたいです(3年生)
  • とっても楽しくて勉強になった。友達にも教えてあげたいです。(3年生)
  • 初めて手話をたいけんして、最初はとてもむずかしかったけれど、なれてきてからは、とても楽しかったです。また、やりたいです。(4年生)

【事業報告】海洋プラスチックで遊ぼう、学ぼう!

開催日時:2022年8月6日(土曜日)/1回目10時、2回目13時、3回目15時
会場:三重県文化会館第2ギャラリー
参加者:小学生 1回目18人、2回目20人、3回目14人
講師:REMARE(リマーレ)

海のゴミ問題についてのお話
回収された海洋プラスチック

海のゴミとなっている海洋プラスチックをアートとしてよみがえらせている企業REMAREから講師に来ていただき、海洋プラスチックのアートピースでアクセサリーを作りました。

アクセサリー作りの前に、海のゴミの6割はプラスチックであることや、これから海の環境がどうなっていくのか?などについておはなしを聞きました。

海洋プラスチックで作ったアクセサリー

それから海洋プラスチックを加工したきれいなプラスチックの板を好きな形に切って、キーホルダーやイヤリングなどを作りました。

プラ板の色選びや切る形、そして切ったプラスチックをどうアクセサリーにするのか、子どもたちの個性が光るワークショップとなりました。

参加者の声

  • 海のごみからこんなきれいなものがつくれるとは思っていませんでした(3年生)
  • うみにこんなゴミがあるとわかってびっくりした(1年生)
  • ゴミは、こんなにきれいになるんだ!!と思った(4年生)
  • 海を大切にしたいと思った(4年生)
  • いろいろな色があってまようぐらいとてもきれいでした(4年生)

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